筒井康隆の短編小説「走る取的」は『将軍が目醒めた時』に収録されている、と長い間(30年以上)思い込んでいたけれども、それは間違っている。盆休みに実家に帰った時に確認した。正解は『メタモルフォセス群島』だった。何てこった。個人的に『将軍が目醒めた時』は筒井作品の中でベスト5に入ると思っていて、一方で「走る取的」もまた大変な名作なので、『将軍が目醒めた時』に入っていると勝手に思い込んでいたのだな。
てなわけで久しぶりに読んでみることにした。実家の新潮文庫はもうぼろぼろになっていたし古い紙が臭いので、Kindleにて。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/01/31
- メディア: Kindle版
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まあとにかく、やっぱりスゴいわこの本。『メタモルフォセス群島』もまた読み直さないとな。