野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

フランクは生きていた

本当に、文字通り一歩も外に出ずに1日過ごした。滅多にないことだ。
というわけで時間が確保できるので、早めの夕食の後に、3時間半の大作『ゴッドファーザー パート2』を観ることにした。

やはりこのシリーズはそれぞれ最低3回は観ないとしっかり理解できないんじゃなかろうか。パート2は今回2回目で、もちろん初回よりはまだマシだが、やはりいろいろ細かい部分がちょいとあやしい。だいたい、バック・トゥ・ザ・フューチャーといいゴッドファーザーといい、なんでパート2ってのは現在と過去を行ったり来たりして話をわかりにくくするんだ?まあ未来には行かない分だけゴッドファーザーの方がマシかもしれないけど。
それにしてもこのシリーズ、ざっくり言うとパート1、パート2ともにコルレオーネ・ファミリー(あるいはマイケル個人)にとって都合の悪い人間を消しまくる話なのだな。長男のソニーは頭が悪いし、次男のフレドはヘタレすぎる。三男のマイケルが実はサイコパスで、ファミリーのボスとしてはもっとも適していたというわけね。ストーリーが進むにつれてマイケルの顔つきがどんどん悪くなっていく、それが時々挿入される子供時代のマイケルの様子とのコントラストでより強調されるのがまた、何とも言えませんなあ。