野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

毎度お馴染みBlack Raven IPA

夜中にふと目が覚めたら外が明るい。しまった、寝過ごしたか!と一瞬焦ったがそうではない。部屋の電気を一部消し忘れていたのだ。やれやれ、と思ってもう一度寝直して、予定通り3時に起きた。でもあまり寝た気がしない。昨夜食べたシーザーサラダがまったく消化できてない感じがする。とにかく荷物をまとめ、ホテルをチェックアウトしてリスト・フェレンツ国際空港へ。ちなみにブダペストの空港がリスト・フェレンツ空港である、なんて知ったのはごく最近(今回の出張が決まってから)のことだ。なんやフランツ・リストみたいな名前ですなあ、と思ったものだが実際その通りで、王政ハンガリー出身であるこのピアニストの正しい名前がまさにリスト・フェレンツ(Liszt Ferenc)なのだ。そう、ハンガリー語では氏名の表記が他の欧米諸国のような名・氏ではなく日本と同じように氏・名のようになるんですな。アンディ・グローブではなくてグローフ・アンドラーシュ、みたいにね。あ、アンドラーシュといえばシフ・アンドラーシュもブダペスト出身か。ええと、まあそういうのはどうでもよくて、とにかく6時発のAF1695に無事搭乗した。が、尾籠な話ながらどうも前夜より下痢がひどい。胃のもたれ、食欲不振もあり、胃腸の働きが極端に不調なようだ。おそらく食あたり等ではなく、ストレスによるものではないかと推察する。機内ではパリに着くまでほとんど寝ていた。

そんな感じでぐったりしながらCDG空港でのトランジット5時間を過ごし、AF338にてシアトルへ。機中はなかなか辛かった。だいたい空調が寒すぎた。食事の後は機内の温度も上がるだろうと思っていたがそんなこともなく、ブランケット一枚で震えていた。相変わらず食欲もなく、食事はパンとチーズぐらい。タコマ空港に到着し、Uberでホテルに着いてチェックインした時には午後4時を回っていた。シアトルとブダペストの時差が9時間だから、朝3時に起きてから22時間かけてやっとたどり着いた、というんけでまさに疲労困憊。ここで寝てしまうと後々ジェットラグで苦しむ、なんてことを言っている余裕もなくとにかくベッドで体を伸ばして眠りたい、ということで30分ほど仮眠した。
夕方に他の出張者と合流し、ホテルのバーで夕食をとることにした。やはりまだ食欲がないので、トマトスープのみ。いや、ビールは飲んだけどね。
明日までには復活しとかないとな…