妻が確定申告をするにあたってマイナンバーが必要であるという。わたくしのマイナンバーは、米国に赴任する直前ぐらいに通知書が来て、そのドサクサで放置していたため、実はいまだにマイナンバーを持っていない。あの通知書はわたくしだけではなく妻の分も含まれていたのだろうか?廃棄した覚えはないのだが、いくら探しても見つからない。
昨年の12月に帰国して以来、時々、マイナンバーの記入を求められることがあるが、持ってないものは記入できないわけで、そのまま何も記入しないままでも、今のところ特に大きな問題はない。
確定申告も実はマイナンバーなどなくてもできるはずだが、役所は「マイナンバーは絶対必要」みたいな書き方をして人心を惑わしている。んなわけないやろ。マイナンバーがちゃんと交付されてるのって、まだ対象者の8割ぐらいやんけふざけんな。あんな制度さっさと滅びてしまえば良いのだ。
などと呪いをかけているうちにもう夕方だ。4時半ぐらいからあわてて走りに行ったわけだが、いやもう、日が長くなったもんですな。6時前でもまだ明るい。
2月も終わりなんですな。あ、2月の終わりってことは自動車保険の更新せんとアカンやんけ!てことでオドメーターの距離を確認し、ネットで保険の更新手続きを完了したのが有効期限の前日。なんかしらんがいつもギリギリやな。
実は南茨木駅の駐輪場の抽選に申し込んでいたので、その手続きにも行かねばならなかったのだが、忘れていた。いや、夕方に思い出したのだが、出かけるのが面倒になってやめてしまったのだ。3/4までに行くこと。忘れんなよ俺様。
今夜も上機嫌
プレミアムフライデーねぇ。
よくもまあ次から次へと、くだらん画期的なことを思いつくもんですな、と感心しきり。ちなみにわたくしの知人は、プレミアムフライデーに15時退社するために、その前の日曜日に休日出勤したそうですよ。合掌。
などと毒づきつつも、職場の飲み会が難波であったので、わたくしも18時前には退社し、開始時間よりも30分ほど前には難波に到着。せっかくですから裏なんばの立ち飲み屋で一人ゼロ次会ですな。
この「最」はかれこれ2年ぶりぐらいかな?19時前だというのにカウンターはほぼ満席。よう流行ってますな。
炙った干しホタルイカで、爾今を一杯。
いやなんか、空きっ腹に日本酒は効きますな…
飲み会の本番は、タイ料理店にて。けっこう本格的なタイ料理なんでないの。知らんけど。それってインドネシアちゃうの、とかそれは中華やろ、というようなメニューもありつつも、いずれも美味しゅうございまして。
本日は1軒目のみにて失礼しよう、と最初は思っていたのだけど、ついつい…
youtu.be
ベンツだって壊れることもある
ハードディスクの奥の方に残っていた『9デイズ』を観た。
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おとり捜査で核兵器のブローカーと取り引きしようとしていたCIAの工作員がテロリストに殺されてしまった。しかし取り引きは10日後と決まっているのに、どうするよ?と悩んでいたら、おや、こんなところに生き別れになった双子の弟が!よし、こいつを工作員に仕立て上げてしまえ。
いやいや、んなアホな。てな話なわけだが、これが存外面白くてですね。
殺された工作員てのはなかなかクールでスノッブな野郎だったようだが、その弟ってのはダフ屋で3流クラブのDJで、なかなかヒップなバッドアス。この二役を演じるクリス・ロックてのがこれまたなかなか。よくもまああれだけdirty wordsを次から次へと、まさに立て板に水というやつで。ただf*ckやsh*tよりbullshitとかassとかの、やや軽めものが目立ったかなという気はする。
それはどうでもよござんすね。いやー面白い映画でした。
往復1600km…
長岡に日帰り出張だ。長岡京ではない。新潟県の長岡市だ。どうやって行くのだ、と調べてみたら、いったん東京まで行ってから上越新幹線に乗り換えるのだと。マジか。
が、そんなに無茶な話ではない。用事は午後からであれば、家を出るのはいつもと同じ時間、つまり6時半ごろで良い。最近よく使うのぞみ298号に乗れば、10時ごろに東京に着く。それから10:16発の上越新幹線Maxとき315号に乗れば、12時ちょうどに長岡に着くのだ。なんと。
それにしてもアレだな、上越新幹線には初めて乗るが、高崎を過ぎたら後はほとんどトンネルの中を走ってるな。で、トンネルを抜けるごとに雪が深くなる。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた」てのは『雪国』の有名な書き出しであるが、あの小説の舞台はこの上越新幹線の路線にある湯沢温泉だというじゃないか。
長岡は吹雪いていた。昼メシを食べるのに駅の近所を探索する気にもならず、駅ビルに入っている寿司屋に入った。隣のそば屋、さらに隣のラーメン屋には外で待っている人々がいたが、この店にはすんなり入れて、席も十分空いていた。にぎりランチ972円。まあこんなもんだろう。
用事が終わって帰りの新幹線は18:35発。ちょっとギリギリな感じでやや焦りながらも、駅ビル内の惣菜やら弁当やらを売っている店で晩メシを確保した。
前述のように、上越新幹線はほとんどトンネルの中を走っている。携帯電話はほとんど圏外だ。だから、上越新幹線の中ではたまったメールの処理なんぞできない。また、パソコンで何かドキュメントを作ろうと思ってもコンセントがない。ノートPCてのはもちろんバッテリーでも動作するが、わたくしのモバイルPCはバッテリーだと2時間半ほどしかもたない。モバイルが聞いて呆れるわ。
まあそんなわけで、上越新幹線で仕事をするのは諦めて、弁当食べてエチゴビール飲んで寝ていたわけだ。
東京には定刻通り、20:12に着いた。帰りの東海道新幹線はもともと、新大阪停まりということで、のぞみ425号20:40発を予約していたのだが、こいつは700系なので席にコンセントがないのだ。ちょっと悩んだが、N700系の20:30発のぞみ133号岡山行きに変更した。岡山行き。一世一代の大勝負だ。
が、一杯やりながら仕事しているうちに、もう京都だ。うむ、上越新幹線で寝ておいてよかった。
そんなこんなで帰宅したのは日付の変わる少し前。長い一日だった。お疲れ、俺様。
知らない話も結構ありましたけど
「回・転・展」に行った時に買った、もう一冊は『おとぎの国のメメントモリ』。
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「んなアホな」というおバカなオチであったり、背筋の凍るような恐ろしい結末であったり、時にはタイトル通り生と死に否が応でも目を向けざるを得ない深遠な話になったり、そんなこんなもすべて瑣末な事、と思えるようなスケールの大きな世界に飛ばされたり。これらがすべて、あのとぼけたタッチの画で描かれているのだからたまらない。しりあがり寿、恐るべし。