今、週刊ビッグコミックスピリッツで、あの「日本沈没」が連載されている。映画化もされるらしい。
原作は今までに2回ほど読んだ事があって、1回目は確か中学生のときだけど、ほとんど感想も覚えてない。2回目は今から10年ほど前。確か阪神淡路大震災がの少し後ぐらいじゃなかったかと思う。2回目の時は結構面白く読んだ、という事はなんとなく覚えている。だけど内容はほとんど覚えてない。そして今回、あれをまたやるのか、というわけでまた読んでみて、とりあえず上巻を読み終わったところ。
- 作者: 小松左京
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/12/06
- メディア: 文庫
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この「日本沈没」っていう発想そのものがやっぱりすごいなあと思う。ただ、70年代当時の科学技術をベースに書かれているので、どうしても古い部分が出てくる。特にコンピュータ、通信、エレクトロニクス関連。「このコンピュータはLSIを使っているのでコンパクトにできている」みたいなことが書かれてるわけだ。話自体はよくできてるんだから、そりゃあ現代のテクノロジをベースにリメイクしてみたい、と思うわな。