昨日買ったCDというのは、サカモト教授の「/05」。国内盤のCDは高いのであんまり買うことはないのだけど、タワーレコードのポイントが2,000円分貯まってたのと、今タワレコが、指定の1,000タイトルが10%オフになるキャンペーンをやってるからだ。もちろんこのアルバムもその対象商品になっている。
- アーティスト: 坂本龍一
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/09/28
- メディア: CD
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内容については、そう、BTTBと同じ路線ですわ。ちょっと違うのは、「Thousand Knives」とか「Happyend」あたりのYMOやソロの古い曲とか、「The Last Emperor」みたいなサントラ曲なんかが中心になってること。そういやご丁寧に「Energy Flow」まで入っとったな。「ゆるみ系」という同じようなコンセプトらしき「/04」とどっちにしようか、とちょっと迷ったけど、知ってる曲が多いからという理由で、結局こっちにした。「/04」にはアジエンスとサントリー山崎のCM曲が入ってるのが気になるけど。
「Happyend」を初めて聴いたのはYMOのアルバム「BGM」だった。最初は「何じゃこら」と思ってたけど、FMか何かの番組で、ピアノで弾いてたのを聴いて、なんとこんなにも美しい曲だったかと驚いたものだった。それはもう20年以上も昔の話。そしてまた今回、このアルバムでまた聴いて、懐かしく思うとともに、やっぱり良い曲だなと思った次第。ラストエンペラーのテーマも良い。あの映画も良かった。ベルトルッチの映像は、独特の美しさがあって好きだ。カラーだったはずだけど、記憶の中ではなぜかモノクロになっている。そういう美しさ。なんのこっちゃわからんか。その映像と一緒に流れたあのテーマ曲、これもまた名曲だと思う。今聴いても、幼い溥儀帝が階段を降りてくる、あのラストシーンを思い出してしまう。
最近、何やかやと懐かしいものに走ってしまう傾向がある。歳をとったから?いかんいかん。そんなこっちゃいかんよ。