野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

こんな夜にお前に乗れないなんて

今月、車検がある。昨日やっとのことで、クルマを買った中古車ディーラー(の整備工場)へクルマを預けに行った。そのディーラーは尼崎の園田にある。昔住んでいた会社の寮の近所だ。就職してから初めて中古車を買ったのはその店だった。けっこう酷使し、3〜4年程で乗り換えることになった。2台目を買ったのも、その店だった。そして一昨年、3台目のクルマを買う際には近所の中古車屋を何軒も見て回ったが、結局はわざわざ園田の中古車ディーラーまで行って買った。掘り出し物があるのだ、あそこには。全体に、価格が相場よりだいたい1〜2割ほど安い。その安さに惹かれて、ついそこで買ってしまう。そんな店だから、車検に出しても洗車なんぞしてくれない。自分でもまずしないから、クルマは汚れ放題だ。もうこれ以上堪え難いほどに汚れたら、何年かに一回はガソリンスタンドで洗車機を通す。
洗車云々はどうでも良いとして、僕はどうしてもクルマにカネを掛ける気にならない。好きな人は、ローンを組んででも、本当に気に入ったクルマを新車で購入し、すごくキレイに磨き上げ、とても大事に乗る。僕は、とにかく安いのを探し、洗車は数年に一回。車庫入れなんかで後ろがよく見えなかったら、「当たったところで止めればいいや」ぐらいのつもりでいる。「中古車ばっかり乗ってると、運転がうまくならない」などという人がいる。確かにそうかも知れない。
だけどフランス人はもっとスゴいぞ。以前、南フランスを旅行したときに見たのだけど、半数以上のクルマが僕のより汚かった。窓ガラスが無くて、替わりに段ボールを貼ったクルマさえあった。あと、残念ながら現場を目撃したことはないのだけど、極端に車間の狭い縦列駐車をされて列から出られなくなったら、前後のクルマに自分のクルマをこつんこつんと軽くぶつけてスペースを作って出て行く、とか。
で、いったい何を書こうとしていたんだろう?