野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

色々ありまして

あー今日はダメだな。
もうちょっとマトモなことを書こうと思っていたのだけれど。
ダメだこりゃ。



(以下、2007/11/04に追記)
ああびっくりした。「昨夜はブログ書かんと酔っぱらって寝てしまったなあ」と思ってたら、書いてたよ。
全然記憶に無いわ。
この日、天保山のサントリーミュージアムロートレック展を観に行った。ロートレックが特別に好きな訳じゃないけど、招待券をもらったので。
あんまり期待してなかったせいか、意外と良かった。ロートレックといえば、やはりあのムーラン・ルージュのポスターが有名だ。なぜか知らんがウチにもあの絵が描かれたコースターがある。誰かに貰ったんだな多分。
ロートレックは、ムーラン・ルージュに出演するダンサーや歌手のポスターをたくさん描いているのだけど、その中にアリスティード・ブリュアンという男性のシャンソン歌手を描いたものがある。
[rakuten:artofposter:689197:image]
これもたぶんどこかで見たことがあると思うのだけど、現物を見たらかなりのインパクトがあって、これが一番気に入った。他にもこれの左右対称バージョンと、後ろ向きバージョンがあった。後ろ向きバージョンの下絵と思われるスケッチもあり、これがまたなかなか良い味を出している。
何でも、あまりにインパクトがありすぎたため、最初はムーラン・ルージュのオーナーはこのポスターを貼るのを断ったらしいが、ブリュアン本人が「このポスターを使わんかったらワシは出演せんぞ」と言ったため、結局は採用され、さらに左右対称バージョンも用意されたのだとか。ええ話や。
ロートレックは日本の浮世絵に影響を受けている、というのを実際に数枚の浮世絵も展示して解説しているコーナーもあったりして。なるほど言われてみれば確かに、ブリュアンの絵なんかはこんな感じだよな。
[rakuten:tokyo-treasures:10000073:image]
見終わってサントリーミュージアムを出た頃にはすっかり日が暮れていた。すでに天保山では巨大クリスマスツリーのイルミネーションが用意され、ライトアップされている。今年も残り2ヶ月を切ってしまったなあ。