ここに一枚のメモがある。
と書かれている。
昨年、わが友人であり作家であるところの柳広司氏が酔っ払いながら、「オススメの本」として書いてくれた何枚かのメモのうちの一枚だ。
メモは机の引き出しに入ったまま半年以上を経過したが、この名前はなんとなく覚えていた。
そして先日、芥川賞と直木賞の受賞者について報道されたとき、「ああ、この名前は…」と思った。
で、やっとのことでこの人の本を買ってきたわけだ。オススメとは違う作品だけどね。
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/12
- メディア: 文庫
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貪るように読んでしまった。どう考えれば、どう感じれば良い?
ちょっと混乱している。すごい本だなと思った。
本当にどうでも良い話だが、ラジオで「芥川賞は川上未映子さんの『乳と卵』です」というのを聞いた時、てっきり「父と蘭」だと思った。
「ちちとらん」って読んだら、普通はそう思うだろ?