野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

スゲエ

ここに一枚のメモがある。

桜庭一樹(女)
赤朽葉家の伝説
   (東京創元)

と書かれている。
昨年、わが友人であり作家であるところの柳広司氏が酔っ払いながら、「オススメの本」として書いてくれた何枚かのメモのうちの一枚だ。
メモは机の引き出しに入ったまま半年以上を経過したが、この名前はなんとなく覚えていた。
そして先日、芥川賞直木賞の受賞者について報道されたとき、「ああ、この名前は…」と思った。
で、やっとのことでこの人の本を買ってきたわけだ。オススメとは違う作品だけどね。

少女には向かない職業 (創元推理文庫)

少女には向かない職業 (創元推理文庫)


貪るように読んでしまった。どう考えれば、どう感じれば良い?
ちょっと混乱している。すごい本だなと思った。

本当にどうでも良い話だが、ラジオで「芥川賞川上未映子さんの『乳と卵』です」というのを聞いた時、てっきり「父と蘭」だと思った。
「ちちとらん」って読んだら、普通はそう思うだろ?