野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

大仏の横顔

やっぱり鎌倉に来たら、大仏でしょ。



携帯カメラでとった画像をアップロードしたのは良いけど、横に寝たまんま。回転させる方法がよくわからない。ジャマくさいのでそのままにしておこう。
さて鎌倉旅行の2日目だ。といっても本当に鎌倉周辺を徘徊するのは事実上初日ということになる。まず手始めに、江ノ島へ行ってみることにした。
今回は大船の駅前に宿をとった。大船からは江ノ島行きのモノレールが出ている。この湘南モノレールに乗った。例えば大阪のモノレールに普段乗っていると、モノレールといえばとてつもなく遅いもの、という頭がある。ところがこの湘南モノレールの速いこと。ちょっと飛ばし過ぎちゃうか、と心配になるほどの猛スピードで鎌倉市内の山手に近いあたりを走り抜ける。
湘南江の島駅から江ノ島まで徒歩15分ぐらいか。まずは江島神社へ、それからコッキング苑を横目に見つつ奥津宮を経由して岩屋へ到達。ここまで炎天下を歩いたものだから、シャツは汗でびちょびちょのずくずく。それでも海風が涼しくて快適。

しかし波はけっこう激しい。長年にこの波に削られて岩屋ができたのだろう。さてその岩屋に入ってみたところ、中ではずっと、それっぽいBGMか効果音か知らんがとにかく何かの音をずっと流している。そんなちゃちな演出要らんのにな、と思いつつ第2岩屋の方へ行くとその奥には、
「この場所は龍神信仰の場所として栄えたので、これにちなんだアトラクションとして設置しています。」
と、数秒に一回光ってがおー、と吠える龍神が。

はぁああ… もう最悪。龍神を愚弄するつもりか。まったく興ざめですわ。

今度は江の電に乗って長谷へ。遅い昼食をとった後、高徳院へ行った。んで「本日の画像」にある大仏様とご対面と相成ったわけだ。しかしデカいなやっぱり。
その後に、せっかくだからまあついでに、とあまり期待せずに寄った長谷寺が実はかなり良かったのだな。庭が美しい。

散策コースもあって、そこから見える景色がまた結構。
そんな長谷寺を後にして、また江の電に乗り、今度は稲村ケ崎へ行った。ここに温泉があると聞いていたので。稲村ケ崎温泉は、まるで東京のうどんのスープのように真っ黒な湯だった。その色に少々ビビりつつも露天風呂を満喫した。
風呂に入った後はさらに江の電で今度は鎌倉まで。鎌倉駅から10分ほど歩いたところにある大衆フレンチ食堂という風情の店で夕食を食べた。一日歩き回って疲れたところにワイン一本は結構効く。なんとかホテルに帰って、シャワーを浴びたら、午後10時ごろだったが数秒で眠りに落ちた。