うーむ、ちょっとばかし難しすぎるな。小林秀雄の「考えるヒント」。
- 作者: 小林秀雄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/08
- メディア: 文庫
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わりと文章の調子は好みだし、格調高いけどね。それにしても難解だ。慣れればいけるのかもしれないけど。昭和三十五年という古さを感じさせる部分が随所に見られるが、それはむしろ微笑ましく感じられる。一方で、その思考の切れ味には時代を超えたものがある、多分。そんな気がするというだけだ。文章のロジック自体をちゃんと追えないから、「そんな気がする」ということだ。だけどこういう直感っていうのは結構正しいから。