いやはやこの連休は、本当にダラダラと過ごしたものだ。そんな連休のさなか、ちょいと所用でなんばまで出かけて行き、タワーレコードをうろついていたら、Fried Prideの新譜を発見してしまった。発見してしまったのだから当然、流れとして試聴してしまった。こりゃいかん。
その場で買ってしまいそうになるところをぐっとこらえて、家に帰ってから秘蔵のギフト券を使ってAmazonで注文した。何といっても3,150円もするんだからな。定価で買うにはちとキツいぜ。
そのCDが昨日届いたので、さっそく聴いてみたわけだ。
- アーティスト: Fried Pride
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2009/09/23
- メディア: CD
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バイオリンに中西俊博、トランペットに日野皓正ってえらい豪華ゲストですやんかいさ。一曲目の "SWAY (Quien Sera)" からブリブリのラテンでパワー全開、いきなりもうカッコ良すぎ。前作の "Musicreme" から必ず日本語の曲を入れるようになったのか、今回は3曲、山下達郎(RIDE ON TIME)に久保田利伸(君のそばに)、これらはいずれもRAGのライブで聴いたな、そしてオリジナルの "SPRINGTIME" も元気一杯な感じ。さらにはサティの "Je te veux" とかショパンのノクターンまでやってみたりして。ノクターンは歌詞なし、スキャットのみ。これもRAGのライブで聴いたなあ。いずれも例によって原型をとどめてない。
いつものスティーヴィ・ワンダーは正攻法(?)で " I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU" ときた。圧巻はサンタナのカバー "LET ME"、これがまたものすごい勢いで、横田リーダーはガットにディストーションかけて弾いてたりなんかして。これ本当に指弾きかえ?みたいなフレーズですな。
まーそんな感じで、前作よりさらにパワーアップしてますがな。またライブ観に行きたいけど、大阪はビルボードなのよな。あそこは高いわりに時間が短いからイマイチなのだ。ビルドボードで3日もやるんだったら1日ぐらいはRAGでやってくれRAGで。