以前、「人は死ぬから生きられる」という本を読んだ。茂木センセと禅僧・南直哉師の対談で、茂木センセはまあこんなもんよね、という一方で南直哉師がなんだか妙に印象に残ったものだ。この人は何冊か本を書いているのだが、そのうちの一冊、「老師と少年」が文庫化された。というわけでさっそく読んでみた。
- 作者: 南直哉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/11/28
- メディア: 文庫
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なんか、不思議な話ですな。恐ろしく深い内容を扱っているのだが妙に読みやすいので、気をつけないとつるつるっと行ってしまって何も残らない、ということになる。まあアレだ、答えは無い、だけど問い続けることが大切。そういうことではなかったですか、南老師?