ねっとのおやつ見たかった

「バザールでござーる」のコピーの作者と、「経済ってそういうことだったのか会議」の竹中平蔵氏の共著者と、「ピタゴラスイッチ」の監修者と、「だんご三兄弟」の作詞者とが同じ人物だとは知らなかった。
そんな奇才・佐藤雅彦さんは毎日新聞に「毎月新聞」というふざけたコラムを文字通り毎月連載していたらしい。ウチは毎日新聞をとっていないので知らなかったのだが、惜しいことをしたものだ。

毎月新聞 (中公文庫)

それをまとめて本にしたのだそうだが、いやはや面白いじゃないですか。この人の着眼点は何だかすごいな。ネタの取り上げ方と追い込み方が、どうも哲学的だと思っていたら、実際に「プチ哲学」なる本も書いておられるようで。うまい。この毎月新聞で取り上げられるネタの諸々もまさに「プチ哲学」だと思う。
こいつあアレだ、「プチ哲学」と「経済ってそういうことだったのか会議」、両方とも読んでみなければ。