数年前に朝日新聞の書評欄で見かけて、ずっと気になっていたあの本が文庫になった。
さっそく買って読もう。
実によくあるパターンだ。読んでる本の半分以上がそのパターンかもしれない。
まあいいじゃないか別に。
今回もその王道パターンで、ケン・フォレットの「大聖堂」についに手を出した。
- 作者: ケン・フォレット,矢野浩三郎
- 出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ
- 発売日: 2005/12/17
- メディア: 文庫
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「大聖堂」と言えばカーヴァーだが、これは別物。
600ページ近い分厚い本だ。それが上・中・下の3冊。考えただけで気分が悪くなるようなボリュームだ。
しかしそんなことは大して問題じゃない。思い切り読み耽ってるから、ボリュームなんて気にならない。
いやーすごいですな。ひょっとすると、いかにもありそうな話をかき集めて無駄に長くなった、という見方もできなくはない、かもしれないのだが。別にそんなことはどうでも良い、とにかく面白いんだから一体なんの問題があるんだ、とも言える。
とりあえず上巻を読み終わった。 だからなんなのだ、と思われるかもしれないが、もう良いよ、そんなことはどうでも。こいつは長い話になりそうだ。