野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

あとはうどんですな

伊勢神宮、といえばおそらく日本人ならば知らないものはいないだろう。しかしながらわたくしは行ったことがなかったんである。いずれは行ってみなければ、となんとなく思っていた。日曜日と祝日にはさまれた月曜日に年休を取って4連休としたので、世間は平日となる19日に、日帰りでお伊勢参りだ。
鶴橋から近鉄特急で2時間弱。10時ごろに近鉄伊勢市駅に着いた。伊勢神宮は内宮と外宮に別れている。まずは外宮を、それから内宮を参拝するのが正式なやりかたであるのだが、これらは離れたところにあるため普通の観光においては内宮のみの参拝とすることが多いようだ。しかし今回はまる一日使えるわけだから、ここはひとつ正式なやりかたで行くことにした。
というわけでまずは外宮から。
ううむ、これは広い。外宮だけで、多賀宮(たかのみや)、土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)、と別宮が三つ。いちいち写真を撮ってはせっせとInstagramに投稿していたが、途中でだんだんと面倒臭くなってきた。
外宮を出て、今度は徒歩5分程度のところにある月夜見宮(つきよみのみや)へ行く。そこからさらに、30分ほど歩いて倭姫宮(やまとひめのみや)へ行った。ここはまた敷地は広いのだが、参拝客はほとんどいない。でもなんだかすごく気分の良いところだ。

さらに歩く。この道路は、昔から神宮への参拝客が通った街道なのだろう。道路脇の街路樹がみんな大きく、なんだか歴史を感じさせる。

途中でイオンショッピングセンターに立ち寄ってトイレを借りる。まったく、こんなところでもイオンはあるのだ。しばらく歩くと、たくさんの背の高い樹が見えてくる。月讀宮(つきよみのみや)だ。かなりデカい。ここにはさらに月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)、伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、伊佐奈弥宮(いざなみのみや)がある。

さらに歩くと、「おかげ横丁」で、もうすぐ内宮である。がここで昼食だ。伊勢うどんかひつまぶしかコロッケかと迷った末にラーメンだ。なかなかイケる。
さていよいよ内宮に到着した。これはデカい。空前のスケールだ。神社かこれ。
敷地の広さもさることながら、まあ樹のデカいこと。上が見えない。全体が視界に入らない。

しかしながらさすがこのあたりなんとも言えん雰囲気である。昨今パワースポットだなんだと小賢しいことを言っているが、まあ確かにそう言いたくなるのもわからんではない。
そこら中歩き回った後は本店で赤福を食べた。持ち帰り用は行列していてしかも売り切れ多発。うーむ大変な人気だな。
さらに伊勢の地酒と「さめだれ」を俺様へのお土産に購入し、バスの待ち時間の間に松坂牛の串焼きも食べた。完璧だ。
いやあそれにしても一日よく歩いた。お疲れ俺様。