ソニーミュージックとタワーレコードの挑発に乗ってグールドの弾く「旧約聖書」を買ったとき、送料を無料にするためにとかなんとか言いながら、一緒にカラヤンとベルリンフィルによる、バッハの管弦楽組曲も買ったのだった。
バッハ:管弦楽組曲第2番&第3番/ブランデンブルク協奏曲第5番
- アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カラヤン(ヘルベルト・フォン),バッハ,カラヤン(ヘルベルト・フォン),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ピヒト=アクセンフェルト(エディット),ツェラー(カールハインツ),シュヴァルベ(ミシェル)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: CD
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わたくしバッハは昔から好きでございまして。特にこの管弦楽組曲とオルガン曲集(いわゆる「鼻から牛乳」ですな)は、中学生ぐらいのときにはよく聴いていた。誰の演奏かまったく覚えていないが、家にレコードがあって、でもプレーヤーはなかった(変な家だ)ので、親戚の家にレコードを持って行ってカセットテープにコピーしてもらって。
今回買ったCDは、管弦楽組曲といえば、の2番と3番(アリアが超有名ですな)、それにブランデンブルク協奏曲の5番をカップリングしたものだ。実はこれとは別に、ホグウッドとエンシェント室内管弦楽団による全曲集を持っていて、今までそれをずっと聴いていた。それと比べると、うーん、わりとシンプルにすっきりやってる感じがする。あたしにはようわかりませんが、妻に言わせると、トリル等の装飾音がかなり控えめなんだそうだ。装飾音の付け方っていうのは、ある一定のルールに従ってさえいれば、あとは演奏者の解釈にしたがって、わりと自由にやって良いんだとか。ほほうなるほど。
まあ何でもよろしいが、これもまた大変に結構なものであることは間違いない。