昨年ミラノに行った時、リナーテ空港にあるCamicissimaという店でシャツを買った。なかなかカッコええデザインなのだが、いつものように首回りのサイズで合わせたら、ヤケに袖が長い。結局はリフォームに出してなんとか着ている。とにかくけたクソ悪いのは、この店が日本に進出しており、しかも日本人の体型に合わせたカッティングで、現地より微妙に安く売っているということだ。
あんまり悔しいので近づかないようにしていたのだが、そろそろほとぼりも冷めてきたので(?)、件の店でシャツを一枚新調することにした。
Camicissimaは大阪では梅田と心斎橋の大丸に入っている。梅田の大丸へ行ってみた。おお、ありますね。Made in Chinaだけど。オリジナルにはなかった胸ポケットも着いている。
とりあえず普段着ているシャツは首回り39cmだが、これはと思うデザインにそのサイズが無い。店員のおばちゃんにお願いして在庫を探してきてもらい、試着してみた。レギュラー、スリム、エクストラスリム、と3種類のフィットがあるがここは無難に普通のスリムフィットだ。うむ、これはちょっと…全体にユルくないか？と思い、まことに申し訳ないのだが38cmも出してみてはいただけまいか、と極めて低姿勢にお願いした。おばはん一瞬イヤそうな顔をしたのを俺様は見逃さなかったぜ。いや、すまない。たかだか4,900円ぐらいのシャツで面倒なことをゴタゴタ言いやがって、と思うかもしれないが、ここはひとつ。ということでもう一枚持ってきてもらった38cmが、実は正解だったようだ。うん、ここで妥協しなくて良かった。いったんここのサイズ感さえわかってしまえば、次回以降は試着せずに買えるからさ。今度は心斎橋店でね。
