野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

中秋の名月にサカナを貪り食う

海外からの賓客を接待するために、心斎橋の「銀平」なんていうちょっと立派な感じの店へ行った。個室を予約して、なかなかええ感じである。「鯛めしコース」というやつだったのだが、最初にいきなり大皿にてんこもりの魚を持ってこられて、それぞれお一人様一種類づつお好みの魚を調理方法を選んで下さい、なんて言われて参ったねこりゃ。鯛、まながつお、太刀魚、イサキ、その他諸々。わたくしは太刀魚を焼いてもらうことにしました。
前菜っぽく、かぼちゃのスープ、サバ寿司、すり身の天ぷら、ナスと子芋の煮物などがちまちまと。そして刺身盛り合わせ、どーん。
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うむ、美味いっす。それにしても、なぜか知らんがみんな皿がでかいのよな。
続いて先ほどみんながそれぞれ指定した調理法の、お好みの魚が出てくる。太刀魚、美味しゅうございます。でも鯛の煮物なんかもよさげだなー。さらに小鉢がいくつか、そして天ぷら。
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この辺でビールから酒に切り替えた。お、早瀬浦があるではないですか。次にさえずりなんてのもでてきて、ちょっとびっくりしていると、さらに鱧鍋が。柚子胡椒でいただくわけですが、これはまた結構でございますなぁ。
いやーお腹いっぱいですよ、と思っていると、そういや鯛めしがあるんだった…
鯛めし、美味いっす。なんとか茶碗に軽く一杯ぐらいは食べたけど、もうお腹ぱんぱんでこれ以上は無理っす。でけっこうな量が残ったので、おにぎりにしてみんなに持たせてくれた。わーお。おまけになぜかお土産で一本づつ和歌山の醤油もプレゼントされたというわけのわからなさ。いや、いいんですけどね。
なんかスゴい店ですな。ちょっと肩が凝ったので、茨木で軽く方違えをさせていただきましたよ。