2013-11-13 わりとひとなみのいとなみ 読書 レイさんはいったいどこから、おもろいヒトたちの本というのをみつけてこられるのだろう?と少しばかり不思議に思いながらR文庫でお借りした「なみのひとなみのいとなみ」を読んだ。なみのひとなみのいとなみ (幻冬舎文庫)作者: 宮田珠己出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/08/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る宮田珠己さん。旅行エッセイストですか。すんません知りませんでした。これまたいわゆるほむらさん系(って公式にそんな分類があるわけではなくてわたくしが勝手にそう呼んでるだけだけど)の、ダメな人のエッセイという感じですな。でもダメのベクトルはほむらさんとちょっと違っていて、なんてったって旅行が好きなぐらいだからだいぶアクティブだとも言えますわな。テクストの表情も、ほむらさんの方が好みだけど。いやでも、面白いですよこの本も。アホみたいなことをちゃんとした文章でロジカルに書く、っていうのはわたくしの好みで。ただ「なみのひとなみのいとなみ」というタイトルのユルさかげんと著者のキャラが微妙にミスマッチな感じはしますな。本業の旅行エッセイも読んでみないとね。