「暑さ寒さも彼岸まで」てなことを申しますが、じっさい先週ぐらいからかなり寒さもゆるんできて。
ちょっと油断してたら21日はえっらい寒かったですけどね。そういやうちのばーちゃんは「彼岸の小鳥殺し」なんて言ってたなぁ。
それでも日曜日には、風はちっとばかし肌寒いけれども陽射しは暖かく、いやあ春ですなぁ、と。例年だいたい3月の中旬にはどこぞに梅を観に行くのだが、今年はなんだかばたばたしていて、かなり出遅れた感が。「梅だより」も、3/20を過ぎればもう新聞に載らなくなる。今は花粉情報だ。あと数日もすれば「桜だより」になるのだろう。
とはいってもある日突然に日本中の梅が突如として消えてしまうわけではない。当たり前だけど、あるところにはあるのだ。
というわけで今回は石山寺へ。梅だけでなく桜でも有名なところだが、行ったことがなかった。ちょうど見頃を迎えているようなので、少しばかり遠いが行ってみようということになった。
石山寺、なかなかええ感じのところである。
巨大なご神木は、もう上の方が見えない。
ちょこっと本堂へ行ってから、まず第一梅園へ。
さらに第二梅園へ行くと、なるほど満開でまさに見頃、といったところか。
なかなか壮観。
第三梅園には寒桜も咲いている。もう散り始めだけども。
石山寺はデカい。けっこう見応えありだ。しかし昼飯を食べてないのでさすがに腹減った。
てことで門前にあるそば屋でざるそばなど。
名物しじみ飯なるものも食べてみる。
うん、まあ名物なんてなこんなもんだ。
お腹も満たされたので、瀬田川ぞいを散歩する。行きはJR石山から京阪に乗って石山寺まで来たが、帰りはJR石山まで歩いてみる。ほんの2kmほどだからじゅうぶん歩ける。
「瀬田の唐橋」は近江八景のひとつだが、ちょっとばかし時間が早いか。
という感じで、三連休の最終日を過ごしてみたのでございました。石山寺、ええとこですな。また桜の時期にでも。