大阪都構想の住民投票、投票権があるのは大阪市民だけ、ということをほんの数週間前に知りました。ああ恥ずかし。
投票する気満々でいたのに…
さてそんなわけでこのわたくしは手を出せず、いったいどうなることかとやきもきしていた住民投票は、なんとか1万票差で反対多数となり、都構想案(というか大阪市解体案)は否決された。たったの1万票!まったく危なっかしいったら!!
むかし、まだ福島の原発事故よりも10年以上前の事だが、ある人が言っていた。原発が問題なのは、安全性とかコストとかいうことよりも、今まで仲良く暮らしてきた誘致先の人々を、反対派と推進派に二分してしまうことだ、と言っていた。これを聞いた当時は、ふうん、そんなもんでっか?ぐらいな感じで聞き流していたが、なんだか今になって、すごく実感するのよな…
まあそれはそれとして。今回の、肝心なところがもひとつよくわからない感じに対しては、例の「総統閣下が都構想の失敗にお怒りのようです」動画が、実に鋭く重要なポイントを突いていると思う。
数ある「総統閣下はお怒り」シリーズのなかでも白眉である。類似の動画は他にもあるが、完成度は頭ひとつ抜けている。かなり笑えるが、実際のところシャレにならんよな、という感じだ。こんなことにならなくて、とりあえず良かったねほんと。