そんな時には映画でも。というわけで、「これ面白いし観なはれ!」と妻が録画しておいてくれた「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を観る。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2015/06/24
- メディア: DVD
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うん、これは確かに面白い!そして食べ物がとにかく美味そうだ。
オーナーの意向により、自分の思うように料理を作らせてもらえないシェフがレストランを辞め、フードトラック(まあ屋台みたいなもんですな)でキューバ・サンドイッチを売りながらマイアミからニューオーリンズ、オースティンを経てロスアンジェルスへ戻る、てな話なわけですが。実にまあ色んな要素が詰まっていて、前述の通り料理はとにかく美味そうだし、出てくる連中はちょっとイカれててfour letter wordsは満載だし、音楽はだいたいみんなラテン系でお気楽だし、で実に楽しい映画になっている。そして事の発端がフードブロガーとの対決だったり、主人公のカールがレストラン内でブチ切れる映像がYouTubeで拡散したり、フードトラックの商売をTwitterやFacebookで宣伝したり、なんてあたりがいかにも今の時代の話、という感じだったりする。一方で、監督兼主演のジョン・ファヴローは「アイアンマン」で成功しているのだけど実は本当に自分の作りたい映画は作らせてもらえない、てな事情だったりしたようで、実はその辺がそのままこの物語の内容になっていたり。というわけで存外深いところもあったりするのだけど、まぁあまり深く考えず楽しむのが正解かなと思う。