野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

「きびしょ」って急須のことなんですって

長いこと寄席に行ってないし、ぼちぼち… と思っていたところに、繁昌亭の「天神寄席」に、なんと内田樹せんせも出演される、てなことらしいのでこいつに行ってみることにした。

「はじめて大人になる」というテーマだ。それにちなんで、落語は

の5席。いずれも子供が出てくる噺だ。『宿題』と『佐々木裁き』以外は今回初めて聴く。何と言っても小枝師匠。噺家だってのはもちろん知っていたが、ちゃんと落語やるの初めてみた。でこれがまた、けっこう噛んだりして、うわあ上手いなぁ、なんていうのとは全然違う。のだけど、これがまためっぽう面白い。ざこば師匠もこんな感じなのよな。
さて『佐々木裁き』で仲入り、その後はいよいよ宗教学者の高島幸次せんせの進行で、桂春之輔師匠と内田樹せんせによる鼎談。なのだけど、30分しかないのはもったいないなー。なんかいよいよ話が面白くなってきそう、てあたりで終わりなのよね。うむう。
初天神』も面白かった。クソガキとロクでもないおとっつぁんの掛け合いが楽しい。
てな感じで、オモロイですね。やっぱり落語はできるだけ生で観たい。