野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

Big fat tires and everything

初動が遅れたために(そんなに遅いとは思えないのだけど)スタッドレスタイヤの予約ができなかった。毎年毎年、このスタッドレスタイヤ問題には頭を悩まされる。いい加減うんざりしてきたので、いよいよ購入に踏み切ることにした。いや購入するのは良いが、スタッドレスタイヤを装着した後のノーマルタイヤをどうするつもりだ、というのが新たな問題として浮上するわけだが、これについては一部のカー用品店にて提供されるタイヤクロークサービス、というのがその解決策となる。これまた保管の料金だけ見てもレンタルよりもいくぶん高めの設定となっている。が、毎年10月になると、そろそろスタッドレスタイヤの予約をしなければ、と落ち着かない気分にさせられ、年明けには仕事を休んでまでタイヤの返却に行かねばならない、という苦役から解放され魂の平安が得られると思えば、まあ辛うじて許容できる範囲の出費と見做せる。
そんなわけでオートバックスに予約を入れてスタッドレスタイヤの購入・装着ならびにノーマルタイヤの預け入れに行った。数日前に電話で予約を入れた時に、どのタイヤを選ぶかという話もした。最初にオファーされたのがブリジストン製で5万円を超える価格というのに怯んでしまったが、他のメーカーのものは4万円ほど、オートバックスオリジナルは3万円台、さらにその型落ちで在庫を吐かせるために各店舗にバラまいているもの(そんな内情ぶっちゃけてエエんかいな)だと2万円を切る、と。ええ、その一番安いやつで良いです。
予約した時間にオートバックスへ行き、手続きをしてコーヒーなど飲みながら待っていると、ピットに呼び出された。いわく、今はいているタイヤの劣化がひどく、早晩交換が必要となる。しかるにそのようなタイヤ保管料を払って預けるのはもったいない。このタイヤはとっとと廃棄してしまい、来年の春にノーマルタイヤに交換する際に新たに購入すればよいではないか、と。なるほどそう言われたらそんな気もしてきた。何だかうまく言いくるめられた気がしなくもないが、実際のところ今の車を購入したのが2010年つまり7年前であって、以来一度もタイヤ交換していないのだから、まあそろそろ潮時なのかもしれない。また、保管料も1万6千円ほどと、決して安い値段ではなく、タイヤ代と同時に支出すればキャッシュフローが悪化する。それを先送りできるというだけでも良いではないか。
と思ったけど、いずれはタイヤ代金+保管料が発生するということか。やれやれ。どこまでもタイヤに関する悩みというのは尽きないものであることよなあ。