Apple Musicには無いキング・クリムゾンのアルバムを少しずつ入手しているわけだが、"In the court of the Crimson King"、"Red"に続いて今回は"Discipline"をAmazon.comでダウンロード購入してみた。
これはまた、前記の2作に比べるとけっこう
エレクトロニカ寄りというかミニマルっぽくもあり、そしてビートも効いた感じ。そうかと思うとトローンとした"Matte Kudasai"って何だこりゃ?でも面白いアルバムだな。
アブストラクトな即興演奏を延々とやられるとなかなかキツいものがあるのだが、本作ではあまりそういうこともないので聴きやすいし。お、
エイドリアン・ブリューが参加してるのか。そのあたりも芸風の変化に寄与していたりするのだろうか。いやなかなか、"In the court of the Crimson King"、"Red"に負けず劣らず、なかなか良いではないですか"Discipline"。と思っていたら、フリップ先生ご自身が「歴代クリムゾンの傑作」としてこの3作を挙げていらっしゃるとか。あーそうですよねえ。でも、まだ聴いてない他のアルバムはこの3作には及ばない、という言い方もできるわけで、いやあしまったそんなコメント見るんじゃなかった、と少しばかり後悔。