野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

炙りon the fly

いやーけっこう久しぶりじゃないかな長岡への出張。用事は明日なので、午後から移動して前泊ってな段取なわけで、長岡に着いたのは午後7時過ぎ。ホテルにチェックインして、とりあえず長岡駅の中にある「ぽんしゅ館」で唎酒いてこましたろ、と勇んで行ったら、19時半で終了てあんた、そら殺生だっせ…

失意のうちにホテル方面に戻るわけだが、いや実はぽんしゅ館へ向かう途中で気になる看板を発見していたのだ。いわく、「角打ち+81 カネセ商店」と。
何ですかそれは、ということで突入してみた。
なかなか小綺麗な店内で、角打ちってな感じではないが、まあ最近この手の店は少なくないですから。とりあえずは生ビールを注文したけど、突き出しは子持ちこんにゃく。なかなかやるじゃないか。
酒のラインナップをみたところ「日本全国のナイスな地酒が飲める」というコンセプトのようだ。なるほど。でもせっかく長岡に来たんですから、てことで「本日の酒」の中から高千代を注文したら、高千代だけが無くなってしまいました、とのこと。何てこった。しゃあないな、まあ奈良萬ひやおろしがあるしええか、てことでしらす茗荷と。

いやね、このしらす茗荷、めっちゃ美味いですぜ。
てな感じで飲んでるうちに、今回の出張の同行者2名が合流してきた。
本当はアペリティーヴォのはずだったのに、なんだかスイッチ入った感じになってきた。よし、鍋島行っとくか。
しめ鯖と干しホタルイカ、どっちにするよ?という難問があったが、そんなもん両方行っとけ、ということで解決を見た。
ホタルイカには、炙るためのライターが付いてくる。やりますな。

もちろん炙りしめ鯖は激美味い。これでさらにドライブがかかって、仙禽を追加。
みんなアペリティーヴォであることを忘れたらしく、しめ鯖の醤油漬けまで追加する始末。
やれやれ、てな感じで店を出たのはもう21時半ぐらいだったか。もちろんもう一軒行く。というかこれからが本当のディナーなわけで。
紆余曲折あったが結局はベタな感じの「いさり火」という居酒屋へ。栃尾の油揚げ食べなあきまへん。でもアレだ、二軒目に入ったところで瓶ビールなんか飲んでリセットするってのは、あまり良い考えとは言えないな。
いやーしかし厚揚げ美味いよね。結局なんやかんやで終了したのは23時半。
いやー、よう飲みました。