野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

もう何でもかんでもアプリですわ

最近ではいろんな会員証がスマホのアプリになっていて、たとえばJAFなんかはだいぶ前にアプリをダウンロードして、いつでも使えるようにしている。まだ一度も使ったことないけど。JAFの世話になんてならないに越したことはないのだけど、別にロードサービスでなくても、JAFの会員が優待を受けられる施設が時々あって、そういう時に使えるはずだ。使ったことないけど。どこで使えるかなんていちち把握してないっちゅうのよ。あ、京都国立近代美術館では使えるな確か。そういえば摩耶山に登ったときに下りのケーブルカーのチケット買うときに使ったな(使ったことあるんやんけ)。あの時は「JAFの割引ありますよ」ってわざわざ教えてくれたのよ。まあ、注意して見ればJAFの優待あり、ってどっかに書いてたりするんだけどもね。
で先日はタワーレコードのアプリも入れて。これで店頭でわざわざ会員カード出したり、ポイント増量のクーポン出すためにいちいちタワレコオンラインにアクセスしてごちゃごちゃやったりしなくて良くなったのだ。でも今日NU茶屋町タワレコ行って、結局使わなかった。バディ・ガイの新譜が出てて視聴したらなかなか良かったんで買おうと思ったけど、Amazon.comのDigital Music Storeが安すぎて、なかなかCDを買う気にならんのよね。
その代わりと言っちゃなんだが丸善ジュンク堂で紙の本を買った。プラスチックの会員カードを使って。これも後になってから、hontoアプリが会員証がわりになることを知って、ダウンロードしたのよな。これ、読みたい本のリストを作れるのでなかなか便利。もうちょっと早く気付けよなー。

国体は二度死ぬ

そろそろちょっとイカツいやつでもいっとくか、てことで『国体論 菊と星条旗』。

国体論 菊と星条旗 (集英社新書)

国体論 菊と星条旗 (集英社新書)

そもそも国体(國體)とは何か、というと、戦前においては“万世一系天皇を頂点に戴いた「君臣愛睦み合う家族国家」を理念として全国民に強制する体制”(p.3)であり、それは明治維新で「天皇の国民」として形成され、大正デモクラシーあたりの「天皇なき国民」の安定期を経て、昭和初期から「国民の天皇」の時代となり敗戦に向けて崩壊して行った。
敗戦後も「護持」されたはずの国体というのは、大枠として対米従属の構造があり、その中に大きな権威を持つ傀儡として天皇を据えた、すなわち象徴天皇制である。しかしながら戦後の日本は一貫して対米従属という事実を無視または隠蔽してきた。戦後の国体は「天皇」を「アメリカ」と読み換えると、占領期から復興、高度経済成長へと続く「アメリカの日本」の時代、ベトナム戦争から後、冷戦終結に向かって行く「アメリカなき日本」の時代を経て、冷戦終結後、現在の日本は「失われた20年(あるいは30年)」となる「日本のアメリカ」の時代で、再び崩壊に向かいつつある。
だいたいそんな話だ。我々はいま、暗愚な指導者によって破滅に向かって進んでいるのだとは日頃から感じているのだけども、その流れと意味付けをこの150年ほどのスケールで、整理したかたちで改めて見せつけられた気がする。
2016年の今上天皇による「お言葉」が契機となってこの本は書かれたという。そして、最後にこう締めくくられている。

「お言葉」が歴史の転換を画するものでありうるということは、その可能性を持つということ、言い換えれば、潜在的にそうであるにすぎない。その潜在性・可能性を現実態に転化することができるのは、民衆の力だけである。
民主主義とは、その力の発動に与えられた名前である。(p.340)

すげえなこれ。静かで熱いアジテーションだ。なかなかに揺さぶられるものがありましたですよ。

うすにごりでドーピング

右チャンネルから音が出なくなってしまったEarPods、保証期間内だから無償交換してくれるはず、だけどGenius Barを予約するのもめんどいなと思っていたのだが、これくらいの話は別にアップルストアでなくてもアップル正規サービスプロバイダーで良いわな。で、本日なんばで飲み会があるので少し早めに行き、なんばCITYのカメラのキタムラへ行ってみた。予約してないし、1時間待ちとか言われたらもう諦めるしかないかなと思ったら、最初に用件を聞かれ、付属品の交換ということがわかればあとはスムーズで、ちゃちゃっと対応してもらえた。症状もしっかり再現し、無事に無償交換の運びとなった。所要時間は約10分。いやあよかったよかった。

さて、本日の飲み会は千日前のとりひめにて。スタートの19時まではまだ30分ほど時間がある。実はゼロ次会はとりひめと同じビル内に入っているCRAFT BEER BAR W&Wでよなよなエールでも飲もうか、と思っていたのだが気が変わった。道具屋筋の裏手あたりにある櫛羅に行ってみることにした。千代酒造直営の立ち飲み屋で篠峯と櫛羅があれこれ飲める。いずれ調査が必要と思っていた物件だ。
付き出しはもずく酢を選び、篠峯のうすにごりにて。

いやーやっぱり好きですわ篠峯。それにしても空きっ腹で飲むと効くぜ。
小さい店で、ほぼ満席。次回はもうちょっとゆっくりと来たいもんですな。と思いつつ一杯だけで撤収。その後のとりひめは… まあ、あんなもんでしょう。

こんな朝に お前に乗れないなんて

地震の当日、阪急京都線は夜遅くになってやっと運転を再開したものの、南茨木駅のみ損傷が激しいという理由ですべての電車が通過していた。それでも翌朝には南茨木駅も営業を再開したらしい。地震の後19日、20日と2日間留守にしていて、今朝はじめて通勤のために南茨木駅を利用したわけだが、まず東口の階段が封鎖されているのに驚いた。まあエレベーターは使えないだろう(というか怖くて使う気にならない)と予想していたが、ここまでとは。ではどうやって駅に入るかというと、駅ビルと中環の間ぐらいにある階段をちまちまと上がり、いったんモノレールの入り口(こちらも封鎖されており入れない)の前を経由してぐりっと西口側まで回って、ということになる。思いのほか時間がかかって、危うくいつもの電車に乗り損なうところだった。駅ビル内の阪急オアシスシアトルズベストも改札前のアズナスも休業中。西口側のグリーンプラザへ向かう陸橋は通行禁止。改札内も、エスカレーターは塞がれている。復旧のめどは… 立ってないのだろうなきっと。さっき調べたら、南茨木駅って1970年の開業で、かれこれ50年近くも経とうとしてるのよ。そりゃまあポンコツにもなるよね。少し前に耐震工事をやってた、てな話もあるけど、とにかく相当なダメージだったようで。
いっそのこと建て替えてしまったらどうかね。ついでに高架にもして。って難しいよなたぶん。今すでに中環とモノレールが跨いでいるわけで、高架にするなら、さらにその上を通さないといけない。まあさすがにそれは… ないわな。いろいろ難しいんだろうな、南茨木。せいぜいできるのは、駅前に巨大な人形を置くこと。って、そんな理由か?(適当なこと言ってすんまへん)

朝カレーを食べすぎました

いわきで昼メシを食べるなら?まあいろいろあるんだろうけど、たとえば14:18発の特急ひたちなんかを予約しているんだったら、あまりウロウロ遠出せずに、駅前の商業ビル(ラトブ)あたりで勝負を決めた方がよろしい。で、前回も行ったのだけどラトブ3階にある「いわき美味処 たむら」へ。前回は海鮮天丼だったかな?今回は「季節のランチメニュー」からトロ海鮮丼を選んだ。この店では、定食または丼を注文すると、サラダ・味噌汁・茶碗蒸しが付いてくる。まあサラダつってもワカメオンリーだけど。でもこのワカメ、なかなか美味いんですよ。あ、もちろん丼そのものも美味いけどね。ちなみにランチでは、前記のサイドメニューに加えて食後のコーヒーが付いてくる。そもそも最初は、たむらに行かずに弁当でも買って乗るか、てことになっていたはずなのだけど、14:18発のひたちのチケットを買った時点でまだ40分ほど時間があったので、これ乗る前に昼メシ食えるんじゃね?てことになったのだった。
で食べ終わってみると、すでに14時を5分ほど回っている。そんなにのんびりもしてられないぞ、と気づいたけれどもやっぱりコーヒーを飲む。ホットだと飲むのに時間かかりそうなんでアイスにした。アイスなら一気飲みできるし。と思ったけど、アイスコーヒーがっつり氷が入ってて、こんなもん本当に一気飲みしたらお腹壊すんちゃうんか、と思いちびちびと飲んだ。そうこうしているうちにもう10分前。慌てて会計をして、そのまま駅に直行かというとそうでもなくて、ラトブ1階の店でホタルイカの珍味なんかを買っていたりする。何しとんねんお前ら、と事情を知っている人なら思ったことであろう。まあとにかく買い物が終わったら急いで駅へ行き、ホームに降りたのが発車2分前。いやもー、ヒヤヒヤしまっせ。
東京駅での新幹線への乗り換えもスムーズに行き、片道5時間以上の長い旅程であるが無事に帰投した。うん、ちょっともうしばらくいわきはエエわ。さすがに疲れた。次行くんなら8月ぐらいかなー。

ヤキトリがなければウニを食べれば良いのよ

地震のために「運転見合わせ」となっていた阪急京都線JR京都線ともに22時ごろには運転を再開したようだ。これなら明日の出張は予定通り行けてしまうな、と思いつつ就寝し、夜中に余震で一度目が覚めたり。
9時過ぎの新幹線に乗るために、8時半ごろに家を出て、千里丘の駅に行ってみたらあんた、電車の運転を見合わせてます、ときたもんだ。えええ?昨夜運転再開したんちゃうん?と思ったが、今朝になってまた、茨木 − 高槻間の線路にトラブルがあり、あらためて運転見合わせとなったらしい。うわー勘弁してよ… と思ったが仕方ない。阪急の摂津市駅まで歩き、摂津市から南方まで行き、地下鉄に乗り換えてなんとか新大阪にたどり着いた。新幹線は50分ほど遅い便に予約変更することになったが、用事は午後から横浜で、もともとかなり余裕を見た旅程にしていたのでそれはさほど問題ではない。ただ、昼メシを新横浜でゆっくり食べるつもりだったのが、それはちょっと無理になったので、新幹線に乗る前にサンドイッチを買っておき、新横浜に着く少し前にもしゃもしゃと食べた。
横浜での用事が終わったら、今度はいわきへ移動だ。品川まで行き、そこから特急ひたちに乗り換える。
ひたちに着いたのは19:15。とりあえずホテルにチェックインし、それからみんな集合してダメ元で赤鬼へ行ってみる。うん、やっぱり満席だった。
仕方がないのでプランBとして、H君が事前に調べてくれていた「旬」という店に行ってみる。この店は「当たり」だった。海鮮が美味い。今まで唐揚げばかり食べていたメヒカリの、塩焼きを今回は注文した。

ぶりぶりである。美味すぎる。刺身4種盛りも美味い。

そして、ウニ。

どーん、と。
これはアカン。取締りの対象だ。日本酒が進んで困る。名前忘れたけど、いわきの地酒を悶絶しながら飲んだ。
「もう今回の出張はキャンセルした方が良いのでは…」などとかなり弱気になっていたが、まあがんばって来て良かった。いや、いわきでの仕事は明日で、まだ何もしてないけど、これだけでもう大成功と言って良いのだと思う。佳き哉。

もっと歩きやすい靴にしとけばよかった

出勤中に南海バスに乗っていて、もう少しで会社に着くというあたりで信号待ちをしている時に、わたくしを含む乗客の持っている携帯電話が一斉に緊急地震速報のアラートを鳴らし始めた。なんだなんだ、と思ったが特に揺れは感じられない。とりあえずいつもの停留所までバスに乗り、会社まで行ってみた。「震度4の地震発生。上長の指示に従って行動してください」との構内アナウンスがずっと流れている。いや上長の指示ったってなあ、まだほとんど出社してないし、と思いつつ職場の被害状況を確認してみる。特に目立った損傷は見られない。しかしわたくしより早く出勤していた数名の人々によれば、けっこう激しく揺れたらしい。ここで、震源が高槻あたり、しかも震度6弱、ということがわかった。自宅にいる妻からは、相当揺れて、家の中はぐちゃぐちゃである、とLINEが来た。こらえらいこっちゃ、ととりあえず返信して、さらに電話してみるがつながらない。うむ、よくあることだな、と思い、LINEが繋がるんなら、と気付いて電話ではなくLINE通話をしてみたら、こちらはあっさりと繋がった。家の中はぐちゃぐちゃだが、とりあえず怪我等は無いとのこと。さらに自分の部署のメンバーも、とにかく午前中は安否確認に明け暮れた。家を出る前に地震が発生し、自宅で待機している人もいれば、通勤中に足止めを食らってしまった人もいる。わたくしは発生時にはもうほとんど会社に着いてしまっていたから特に問題にはならなかったわけだ。
いやしかし、出社できたのは良いけど、阪急もJRも止まっているのに、ひょっとして帰宅できなくなってしまったんじゃないのか。
というわけで16時ごろに、早めに退社することにした。このころまでには大阪メトロの堺筋線は、天六までの運行を再開している。そこから先は徒歩か… 12km、だいたい3時間。まあ歩けなくはないけど… と逡巡しながら思い出した。そういや今里筋線なんてのがあって、10年ほど前だったかに井高野なんていう聞いたことない駅まで延伸してたなあ、と思い出した。あそこなら天六よりだいぶ茨木に近いはず。天六から谷町線、さらに今里筋線へと乗り換え、井高野で降りてみた。やはり同じようなことを考える人はいるようで、改札を出たところにある地図を吟味する人、スマホを覗き込みながら歩く人、などがちらほらと。わたくしもGoogleマップでルートを確認して歩く。南茨木駅(今朝駐輪場に入れた自転車を回収せねばならない)まで1時間15分とのこと。このあたり、普段ならそんなに人通りがあるとは思えないのだけど結構な数の人が歩いている。やはりわたくしと似たような事情の人が少なくないのだろう。安威川を渡り、正雀駅の南側あたりから府道14号線を経由して中環に抜け、そのまま北上する。うむ、確かに1時間15分ほどだな。途中ちょっと道を間違えたけど。
そんな感じで無事に帰宅。電気水道ガスすべて問題なく供給されているようだ。同じ茨木市内でも、けっこうな範囲でガスや水道が止まっているらしいが…
家の中はぐちゃぐちゃだった、とのことだが、すでに妻が片付けており、ぱっと見で特に異状は無い。風呂に入って夕食を食べて、電車の運行状況を確認すると、結局22時ごろには阪急、JRとも京都線の運行を再開したようだ。しかしながら、わたくしの最寄駅である阪急南茨木駅は駅舎の損傷が激しいため使用できず、電車が止まらないとのこと。マジっすか。Twitterの投稿などを見ると確かに、あちこちに亀裂が入り、これはちょっと立ち入るのを憚られるレベルであった。いや明日からどうすりゃいいんだ… って明日から1泊2日で出張だから阪急は乗りませんけどね。通勤はしばらく摂津市駅、かな。それにしてもこんな時に出張なんて、どうにも気が進まないな…