野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

何がQやねんと訊きたい

アメリカの駐在員が出張で日本に帰ってきて、ちょいと食事でも行きませんか、てなことになったら、やっぱり和食が良いよねえ。特に寿司とか。いや、少なくともわたくしはそうですよ。てなわけで行ってまいりました、なんばの鮨屋ひでぞう。どっかで名前を聞いたような気もするけど、とりあえず初めて行った。この店、おそらく予約は必須なんだろな。ほぼ満席だった。で、なかなか美味い。そして、わりと安い。ホタルイカの刺身があったので、行ってしまいましたねえ。あと若竹煮。旬ですわね。酒は、花垣を冷やで。そうそう西京焼も美味かった。こればっかりは日本酒でないといかんのです。
ところで、ひでぞう前のひとりゼロ次会。立ち飲み屋の丑寅に行こうとしたのだけど、残念ながら一杯で入れなかった。じゃ最でも行くか、と思ったけど、今日はいきなり日本酒ってな気分でもない。では、というので最の向かいにある立ち呑みQというのに行ってみた。なんだかよくわからんが、馬刺しの店だろうか?でもゼロ次会なんだから軽めに、てことで燻製盛り合わせを注文したら、こいつが意外とボリュームあって。

まあでもなかなか美味かったすよ。今日は2軒とも当たりでよかったよかった。

なんで斜線を引くんだよ

立花隆氏がどこかで、「自分の身の丈に合わない本を無理して読まない方が良い」てなことを言っていたような気がする。あるいはそうかもしれない、と思う。多分に時間の無駄だ。もうたいがいおっさんになって、自身の残り時間について少しは真剣に考えないといけない立場では特に。
とは思うのだけど、つい手を出してしまうのですよ。ということでジジェクの『イデオロギーの崇高な対象』。

そもそも何の本なのだこれは。何ヶ月もかけてやっと読み通して、解説も読んで、どうやらこれはラカンについての解説らしい、ということが何となくわかった。しかしこれが「ラカンの解説」たりうるには読者側にも相応のレベルの事前知識を要求される。すなわち、カント哲学の不足を補うためのヘーゲルの観念論哲学。そのヘーゲルの思想に対するマルクスの批判。このあたりをきちんと押さえておかなければ、ジジェクの思想についての理解はおぼつかない。加えて、ジジェクの文章ってのがまた、「〜は〜であり、また〜である」などとと書いてあって、ほうほうと思いながら読み進めていくと、「というのは間違っている」なんていう風につながってずっこける、ということが頻繁に起こる。なぜもっとストレートに書かないんだ。
というわけで、まったく何言ってんだか、さっぱり理解できませんでした、ハイ。
数々の小説や映画、さらには小話なども引用し、それらを事例としてラカン理論を解説する、というアプローチは、なかなか面白いし、おっ?と思うような部分も所々にあったりするのですけどね。

荒巻って課長じゃなかったのかよ

昨日は走りに行く時間がなかったので、今日は泳ぐかまたはちょっとでも走るか、と思っていたのだけど、どうにも腰は痛いわ脚はだるいわでそんな気になれず。結局は昼過ぎに車で買い物に出たぐらいであとは引きこもって牛すじのどて焼きなど作って過ごしたわけだ。

で、夜に『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を観た。

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [Blu-ray]

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [Blu-ray]

実は少し前にも観ようとしたのだけど、30分ほどで寝落ちしてしまいほとんど観られなかったという案件だ。あ、これアニメのほうね。
ヴィジュアルがもう、昨年劇場で観た実写版そのまんまなのに仰天した。というかあの実写版、ものすごくよくできていたのだな。少佐にスカーレット・ヨハンソンというキャスティングも絶妙というほかない。
しかしストーリーは全くと言って良いほど別物。何でも、ストリーリーだけは別の『イノセンス』の方を採用しているのだそうだ。何でそんなややこしいことをするのかね。
とりあえず今回は寝落ちせずに観ることができた。そのうち気が向いたら『イノセンス』も観ないとね。

登ったら飲むよねやっぱり

昨年の東山トレイルに続く、ゆる登山シリーズ第2弾、今回は摩耶山だ。新神戸駅から布引を経由し、トゥエンティクロスを通って摩耶山の山頂を目指すというコース。

学生時代に6年間も神戸に住んでいたというのに、布引の滝に行ったのは今回が初めてだ。なかなか圧巻ですな。

f:id:neubauten:20180415232017j:image

そして布引ダム。

f:id:neubauten:20180415232028j:image

この後、距離は短いけどキツい天狗道と、遠回りだけどユルいトゥエンティクロスのどちらを通って山頂を目指すか、ということになり、もちろんユルい方のルートを選ぶ。トゥエンティクロスは沢にそって上がったり下がったりしながら、様々な景色が展開していき、これがなかなか楽しい。途中の河童橋なんてあたりもまた、フォトジェニックで。

f:id:neubauten:20180415232041j:image

こんなのがたくさん咲いていた。コバノミツバツツジというそうな。

f:id:neubauten:20180415232053j:image

そんなゆるい感じで油断していたら、山頂までの最後のルート、桜谷道がけっこうキツい…

でもまあなんとか山頂へ。新神戸の登山口から3時間ぐらいかな?

ちょっと曇り始めていたので、残念ながら掬星台からの景色はもひとつぱっとしない。

f:id:neubauten:20180415232107j:image

下山については満場一致でケーブルを使うことに。けっこう疲れた。

でケーブルの駅からバスでJR六甲道へ。とりあえず昼メシ!わたくしが学生時代によく行っていた焼鳥屋の「鳥新」は震災後に、場所を移転して営業しているという話を聞いており、昔はやっていなかったランチ営業をしているとのことだったので、ぜひ行ってみましょう、ということになった。ところがランチ営業は13時まで。我々が着いたのはもう14時前だった。13時までて、そら殺生でっせ…

仕方がないので近くにあった垂水飯店という中華屋へ行ってみた。わたくしはギョウザと五目そば、そしてビール。いやあビールが美味い。たまりまへん。料理もなかなかイケる。

そしてお腹いっぱいになった後は、風呂ですな。これまたわたくしが学生時代に行っていた灘温泉が、なんと六甲道にもできているではないですか(というか、灘温泉があるから六甲道にやってきたのだ)。ちなみに灘温泉、もともとは水道筋にあり(今もあるけど)、その向かいには船越という串カツ屋がある。風呂に入った後に船越でビールを飲み串カツを食う、というのが大変結構なんである。

灘温泉でも風呂上がりにビール飲んだろかな、と思ったがここはあえて大山乳業のコーヒー牛乳など。

午前中は晴れていたが、いよいよ雨が降ってきた。難儀なことだがこれから夜の部がある。徒歩で新在家駅に行き、阪神魚崎駅に向かう。魚崎駅で別働隊と合流し、地酒とワインの店「濱田屋」へ。
ここに来るのは2回目だが、そういえば前回も雨、というか台風接近中だったな

17時にスタートして、いやまあそれなりに飲みましたな。何気にもう21時、てなことになっていて、ぼちぼちお開きに、ということに。もう少し早めに終わっていたら、さらにもう一軒、てなことになっていたかもしれんが、さすがに今日はちょいと疲れた。ということでこれにて解散。みなさんお疲れ様でした。

 

 

勝手なことばかり言ってますけど

珍しく平日の夜に心斎橋の整骨院に行った。帰りはたいていクリスタ長堀を通って長堀橋の駅へ行く。その長堀橋駅の少し手前、インデアンカレーのとなりにあったヴィクトワールというパン屋が閉店になっているのに気づいた。あれま残念。あそこのフォカッチャと塩パンはけっこう美味いので、時々買っていたのに。ちなみに、ヴィクトワールいち推しの「とろけるブリオッシュ」は、「まあこんなもんかな」という感じ。実は御堂筋線の心斎橋駅近くにヴィクトワール大阪心斎橋店があり、言ってみればその出張所的な感じだったし、あんな近くにあるんだし別にええんちゃうの、となっても不思議ではないわな。俺様にとっては少しばかり不便だけども。
閉店といえば、この前の日曜日に初めて知ったのだけど、ジュンク堂のヒルトンプラザ店、実は2月末で閉店していたのだな。あれも、割と近いアバンザにも店舗があるんだから仕方ない、というかそもそもなんであんな近くにわざわざ店を出すんだ、てな話だ。
あ、そういえば千日前店も何年か前に閉店してたな。よりによってドンキホーテに変わるなんてあんまりだ。なんばで本を買いたい時は、あのジュンク堂が唯一マトモな書店だったのに、どうするのよ。って、せっせとAmazonKindle書籍をダウンロードしている俺様が文句を言ったところで「どの口が言うとんねんワレ」てな話だけど。いやでもさ、やっぱり紙の本もそれなりに買うのよ。だからもうちょっとがんばってほしいんだジュンク堂

だいぶ熟成してきましたよ

iOSのリマインダーに「エクスプレスカード解約」を入れてから半年が経過した。別に急がないからって、さすがに半年も放置するってのどうなんだ、と自分でも呆れるが、面倒なんだから仕方がないじゃないか!(逆ギレ)
いや、実は面倒なのかどうかもよくわかっていない。まずは解約手続きについて調べないといけない。でもたぶん面倒なんだろうと思っている。クレジットカードの解約なんてだいたいそんなもんだ。たぶんサポート窓口に電話をしないといけないのだ。それも月〜金の9時から17時の間。当然12時から13時の間は昼休みで受け付けない。知らんけど。
そうだ、まずは「エクスプレスカード解約方法の調査」をリマインダーに入れよう。我ながら名案じゃないか。

スタッドレスタイヤの交換」をリマインダーに入れるのはその後だな。

繭美はドカベン世代なんだな

WOWOWで『バイバイ、ブラックバード』のドラマをやっている。とりあえず録画はしたけど、まだ原作を読んでない。てことで、慌てて読みました。

バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)
 

何かをやらかして、<あのバス>に乗せられ、どこか遠いところに連れて行かれることになってしまった星野くん。いなくなってしまう前に、五股をかけていた彼女たちにお別れを言うために一人づつ会いに行く。ただし、謎の金髪巨大女・繭美の監視下で。しかも、彼女らと別れる理由は繭美と結婚するから、と説明しなければならない。<あのバス>って何だよ?とか、五股もかけてた割には律儀だな、とか(いや、律儀だから五股にもなってしまうのか)、そもそも星野くんは何者なんだ、とか、そりゃもう何をどこから突っ込めば良いのかわからないくらいにぶっ飛んだ話だ。
すべて「あれも嘘だったの?」という問いかけから始まる、繭美に帯同された星野くんが元カノたちに別れを告げに訪問する5つの物語。そして、その前に語られる、彼女らと星野くんの出会いというのがまた、揃いも揃って奇天烈だ。そして何と言っても繭美。巨大なだけでなく下品で粗暴。普通の常識人であれば持ち合わせているはずの諸々について、「私の辞書に**は無い」と言い放ち、実際いつも持ち歩いている辞書の、その「**」に該当する項目はすべて、黒く塗りつぶされている。圧倒的な暴力性と理不尽を体現する繭美に、星野くんはただ翻弄されるだけのように見える。ところが彼も単なるへなちょこのように見えて、なかなか油断がならない。絶対的な優位に立っているはずの繭美なのに、なぜか… とまあ、実に面白い。
それではドラマの方も、ぼちぼち観ていきましょうかね。