野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

リュベロンはシラーがメインなんですって

吹替だけども、録画してあった『プロヴァンスの贈り物』を観た。

プロヴァンスの贈りもの [DVD]

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ロンドンで働くトレーダー、マックスの叔父が亡くなり、その叔父が持っていたプロヴァンスのワイナリーを売りに出そうとするのだけども… てな話なわけだが、プロヴァンスにワインなんてあるのかよ、と思ってたら、なんとフランスで最も古くからワインを作ってるっていうじゃないですか。こいつあ恐れ入りました。
だいたいイギリス人とフランス人ってのはお互いにちょっと反目しあってるみたいなところがあって、さらにどちらもアメリカ人をバカにしてる。みたいなのがこの映画でもちょこちょこ出てきて面白い。カフェでサラダニソワーズを注文し、「ノンオイルのランチドレッシングをたっぷりかけて、カリカリのベーコンを入れて」とリクエストするアメリカ人、とか。それに「マクドナルドならアヴィニヨンにあるし、フィッシュ&チップスが食べたければマルセイユへ行け」と言って追い出したり。あ、マルセイユじゃなくてノルマンディーだったかな?まあどちらにしても、アメリカ人もイギリス人もお断りってか。どうもフランス人ってのはこう、狭量なところがあるよねー(偏見かな?)。
他愛もないと言ってしまえばそれまでなんだけども、なかなか楽しい映画でごさいました。

これでもかとばかりに肉を

かなり久しぶりに、茨木が誇る名店イル・ピスタッキオへ行った。どれくらい久しぶりかというと、最後に行ったのが2015年7月。3年半ぶりってか。
メニューはおまかせのみとなっている。今の季節なら、肉ですな。
まずはワインを選ばねば。カラフェにする?と思わんでもなかったが、まあボトルでいっとくか。

ネロ・ダーヴォラとフラッパートですってよ。
メニューは事前にブログで開示されている。前菜は7皿(!)で、

  • Crispelle con ricotta(リコッタを詰めたクリスペッレ)
  • Asino condito(ロバ肉のコンディート)
  • Insalata di arancia rossa(赤オレンジのインサラータ)
  • Cotoletta di suino nero al pistacchio(黒豚のコトレッタ ピスタッキオ風味)
  • Scaloppine al marsala(仔牛のスカロッピーネ マルサーラ風味)
  • Polpetta in agrodolce con le mandorle(仔牛のポルペッタとアーモンド アグロドルチェ)
  • Salsiccia al sugo(サルシッチャのトマト煮)

となっている。
日本語で書いてあっても何のこっちゃ、という感じだが、とりあえずロバ肉のコンディートが美味い。すね肉っぽい噛みごたえのある食感の肉にしっかり味が付いてて、まあ酒のアテですわな。

黒豚のコトレッタ、てのはつまりカツレツだから、要するにトンカツか。どっちかというとシュニッツェルっぽいけど。これもがっつり塩コショウ味に衣さくさくでピスタチオ風味がたまらん。

スカロッピーネって何なんでしょうね。とりあえずこのマルサラ風味のソースがまったり美味い。

で次にPrimo PiattoではなくPrimi Piatti、と複数形になっているのがポイントで、パスタが2種類。

  • Pasta con il cavolfiore(カリフラワーのパスタ(ブカティーニ))
  • Lasagnette con ragu e ricotta(リコッタであえたラザニェッテ ラグー添え)

てなわけで。
この辺りで問題が発生した。
二人だとちょっと持て余すかな… と思っていたワインのボトルが空いてしまった。あとはグラス一杯弱ほど残っているワインで、パスタとメインを何とか乗り切らねばならない。前菜で飛ばしすぎた。というか前菜が揃いも揃ってワインがススム君なのがイカンのだ。このワイン泥棒め!
メインはPollo ripieno(詰め物をした鶏肉)。つけあわせにジャガイモ。粉ふき芋的な感じで。

この詰め物ってのがサルシッチャっぽい。すでに結構お腹いっぱいだったが、がんばったぞ。
さらにMandarino(ポンカン)、デザートにカンノーロはちと厳しそうだな… てことでGelato al pistacchio(ピスタッキオのジェラート)。

食後酒ではなくてコーヒーにしたが、お腹苦しかったし、ここはやはりdigestivoを選ぶべきだったのだろうか。
いやー美味しゅうございました。お腹ぱんぱんです。次は夏に、魚食べに来たいな。

ずっと好きだったんだぜ

本日は長岡京の某所に出張で、午後イチぐらいにJR長岡京駅集合、ということになっていたので、あの近くで昼メシを食べることにした。と言ってもあんまり店ないよねあの辺り。せいぜいモスバーガーぐらい。よかろう、それじゃ久しぶりにモスバーガーでも食べようじゃないか、てことで、モスチーズバーガーにサラダとコーンスープのセット。うむ、コーヒーもほしいな。てことで、これらを合計すると1,110円て何だそりゃ。俺様はそんなオサレげなカフェでランチを食べたわけじゃないぞ。
それでまた、めっちゃ美味かったらまーそれもアリかな、と思わんでもないんだけども、なんかフツー。いやね、決してマズくはないですよ。けど、モスバーガーってもっと美味かったと思うんだけどなー。
僕の身体が昔より 大人になったからなのか
てやつか?

帰宅後に『ジェイソン・ボーン』再挑戦。

昨夜どこまでちゃんと観てたんだろう… と記憶にある場面をたどっていったら、開始後20分強で気を失っていたらしい、ということがわかって驚愕した。でまあ今回は何とか最後まで観ることができた(途中ちょっと危なかったけど)。それにしても、他のボーンシリーズ同様に、結局これも何だかよくわからんストーリーだったなあ。とりあえずトミー・リー・ジョーンズがCIA長官ってのはハマり役だとは思ったけどね。まあ派手な映画ですわな。でアレだ、よく考えてみたら『ボーン・レガシー』まだ観てないわ。あれもそのうち観とくか。ちゃんと起きてられると良いな。

千本桜美味いすよ

注文していた合鍵が届き、引き出しの中に閉じ込めてしまっていたPCを無事に取り出すことができた。
いやーやっぱり使い慣れたPCは捗るわー。

先日テレビで『ゴッドファーザー』をやっていた。録画したのは良いが、あんな3時間もある大作をいつ観るんだ。少なくとも平日はなかなか難しい。仕方がないので『ジェイソン・ボーン』を観始めたのはよいが30分もしないうちに気を失ってしまった。なぜそうなる?我ながら少々驚く、というか呆れる。前の晩、けっこう早くに就寝したはずだ。そりゃ確かに焼酎2杯ほど飲んだけども、それで映画も観られなくなるほどに酔ってしまうものだろうか?んなこたーないわな。
ちなみに前日は期せずして『トレイン・ミッション』を観てしまった。吹き替えだったしそもそも観るつもりはなかったのだけど、つまみ食いしているうちに目が離せなくなってしまった。恐るべし。これはあらためて字幕でちゃんと観たい。
というわけでただいま、早急に観てしまわなければならない映画が2本。うーんどうにも忙しいなあ。

皆様のエネーチケーですから

しつこい腰痛の治療のため、ずっと整骨院に通っている。最近ではだいぶ良くなってきたとは思うのだが、それでもまだ厳然として腰痛はある。腰まわりの可動域はそれなりに広がってきたようだ。ではどこが問題かというと背中、であるらしい。首から下、肩甲骨の間あたりがバキバキである、と。では日常生活で何ができるのかと問うと、ラジオ体操を本気でやってみろ、とのこと。うん、確かにあれをマジメにやると結構キツい、と聞いたことがある。で月曜日ぐらいから始めてみた。その結果、膝の裏から臀部にかけての筋肉が痛い。何てこった。曲がりなりにも毎週10km走っている(先週は7kmだったけど)というのに、こんなところが痛くなるとは。でもまあ、筋肉痛になるということは、何か効いている、ということだよな。よう知らんけど。
ちなみにラジオ体操は、YouTubeNHK公式アカウントが提供している動画を見ながらやっている。App Storeで検索すると、これもNHKが提供しているアプリがある。第一、第二それぞれ360円というから恐れ入る。なお、第一と第二をバンドルしたバージョンもある。こちらは720円。いやま、別に良いんだけども。
NHKってなあ…と、いろいろ考え込んでしまうことよ。

意外となんとかなるもんだ

仕事で使うPCは、帰宅する際には引き出しに入れて鍵をかけている。その鍵は、家の鍵やら何やらといっしょにキーホルダーにつけている。いつのまにか、その鍵が無くなっていた。この3連休の間の出来事だ。こいつあ参ったな、でも会社行ったらしれっと机の上に置き忘れたりしてないかな、とかすかな望みをかけて出社してみたが、もちろんそんなことがあろうはずもなく、つまり仕事用のPCを引き出しから取り出せないという事態となった。件の引き出しはイトーキのワゴンだ。こんな感じのやつね。

鍵の番号がわかれば、イトーキに合鍵を注文できる。なので番号を調べて注文した。もう平成も終わろうとしているのに、注文はFAXで行わねばならんらしい。
さて合鍵を注文したが、届くのは木曜日の午前中、ということらしい。つまり、まる2日以上、PC無しで仕事をしなければならない。もう何もかも放り出して、しばらく旅に出てみようか、というのを辛うじて思いとどまり、使われていない古いノートPCを掘り出してきて、とりあえずこいつで仕事をすることにした。懐かしのWindows 7だ。ブラウザはInternetExplorer。実際にはFirefoxも入っていたが、Outlook Web Appがまともに動かないので諦めてIEを使っている。ほとんど拷問だ。まあそれでも、何とかメールの読み書きはできるので、最低限仕事しているフリぐらいはできる。iPhoneでもメールは読めるし、何ならちょっとしたドキュメントまで作れたりもしてしまうが、側から見てると何だか遊んでるみたい、という難点がある。iPhoneでドキュメント作成なんて、見た目以上に精神的には重労働なはずなのに。
まあすべては鍵を紛失してしまったこの俺様が悪いのだ。やっぱりデスクの鍵なんてのは、隣の引き出しに入れとくか壁に掛けとく、ぐらいが一番良いな。

たこ焼きにはビールの方が良いと思うけどね

「居酒屋の巨匠」を自称する太田和彦氏に、あまから手帳から「関西の居酒屋を取材連載しませんか」という依頼が来た。居酒屋の本を何十冊も書いてきた太田氏は、これを挑戦状であると受け止めた。関西の店もよく知っているようだが、調子に乗ったらあかん、あんたまだ甘いで、と。こうして売られたケンカを買ってできたのが、「関西で飲もう」という本なわけですな。

まあとりあえず、わたくし知らん店ばっかりです。が、本当に太田さん、美味そうに飲み食いされますねえ。テレビで見てもそうだし、文章もまた美味しそう。池波正ちゃんみたいに「こたえられない…」なんて書いて終わり、ではなく、実に丁寧に、美味しそうに描写されている。そして量もけっこうよく食べる。まずはグラスビールで喉を潤しつつメニューを吟味する。そして料理を注文し燗酒を飲む。スタイルが確立されてますね。
この本はざっくり三部に分かれていて、最初が居酒屋編、次が割烹編、そして最後がバーだ。居酒屋が主戦場の太田さんにとって、酒よりも料理のウェイトが高く、いろいろと不都合のある割烹というのは、どうも好きになれなかったそうだが、今回は取材ということで何軒も行っているうちに、割烹の楽しみ方にも開眼してしまったらしい。最初は戸惑いながらも、あれこれ発見し、だんだんと割烹使いの達人になっていく様はまさにビルドゥングスロマン、と思っていたらご本人があとがきにそう書いていた。
まあ割烹はね… とりあえず、紹介されている居酒屋はいずれも良さげ。
でも太田さん言うところの、「灘の安酒をたこ焼きや串カツで飲むような安直に酔えてナンボ」っていう店もわたくし、キライじゃないです。すいません節操なくて。