野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

これまた独自の進化を遂げたのですね

朝いつものように(出勤する時と同じように)5時半に起きて、近所を走ってみた。
涼しくなっているので、まことに快適である。とはいうもののそんなに時間に余裕があるわけでもないので、軽めに5km。
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この時間の大正川の河川敷って、けっこう散歩してる人が多い。
そして、大正川河川敷公園では、爺ちゃんたちがラジオ体操をやっている。
あれは、小学校の夏休みに毎朝6時半から、近所の公園でラジオ体操をやっていた世代なのだろうか?と思って調べてみると、ラジオ体操自体の導入が1928年、そして「ラジオ体操会」が始まったのが1930年ということだから、まああれくらいの爺さんたちなら、普通に夏休みの朝はラジオ体操だったのだろうな。


ラジオ体操が米国由来のものだとは知らんかったぞ。というか戦時中はどうしてたんだ?そもそも「ラジオ」は敵性語だろうに。
おお、もともと1928年の導入時から、オリジナルの"Setting up exercise"を日本流にアレンジした「国民保健体操」だったのか。しかもそれは終戦後に「軍国色が強い」としてGHQが難色を示し、新しく作り直されたのが今の「ラジオ体操」であると。
ふーむ、こんな伴奏だったのか…

なんか、調べていると次から次へ、あれこれと。

さすが歴史が長いだけあって、いろいろ興味深いですな。
それにしても、「愛好者が全国で約3,000万人にもおよぶ」って、言うたもん勝ちちゃうんかそんなん。

いくらなんでも9月なんですから

在宅リモートワークが中心の生活だと、どうしても運動不足になるので、できるだけ散歩をするようにしている。仕事が終わった後、2〜3kmほどが相場だ。
今までは良かった。18時台に仕事を終われば、外はまだ明るい。しかしながら、さすがに9月に入ると日が暮れる時間はどんどん早くなふ。その一方でこのところ仕事がなかなか終わらない。下手すると22時を回ったりする。
こいつはいささか具合が悪い。ということで朝の散歩をすることにした。
二週間ほど前なら、そんなことをしたら汗だくになって仕事の前にまずシャワー、てなことになる。走ってそうなるのならまだ諦めもつくが、散歩で汗だくなんてのはどうも納得いかない。
でも大丈夫、茨木市の今朝6時台の気温は21℃だった。
21℃てあんた。長いことそんな気温見た覚えがないわ。外に出たらひんやりして、まことに気持ちがよろしい。
近所の大正川の土手に沿って歩き、大正川河川敷公園で折り返し、ガランド水路沿いの遊歩道を戻ってくるコース。これで3km弱というところだ。
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涼しいからほとんど汗もかかない。いやー爽やかでよろしゅうございますな。

今日の仕事が終わったのは21時半を回ったぐらい。やっぱり朝のうちに散歩しといてよかった。
明日の朝はもし元気があれば走る。
知らんけど。

今回もカモられました

エマニュエル・トッドの名前さえ出しておけば、何も考えずにありがたがって手を出すお調子者が日本には一定数いる、と出版業界では思われているんじゃないだろうか。ここ5〜6年ぐらいの間に出てきた新書を見ていると、そんな気がする。
それはつまりわたくしのような人間をカモにしている。最新刊の『大分断』でもきっちり釣られてみた。

トッドの名前は出ているけども、ちゃんとした著作ではなく、インタビュー集だ。
それでも、講演録の寄せ集めや、下手すると他のいろんな人々とのインタビューやら雑誌記事との抱き合わせよりはマシかもしれない。
そもそも、トッドが本気出して書いた論文なんて難しくて読めないのだから(『シャルリとは誰か?』にはずいぶん難儀した)、そこは文句言うところじゃないけど。
今回は「教育」がテーマ、のように思ったが、必ずしもそうではないようだ。一冊を通して一貫したテーマがあるようで、実はそうでもなさそうだ。
そりゃそうだ、いろんなインタビューを一冊にまとめているのだから。
本来は階級間の移動を可能にするためのものだったはずの教育は、その機会が平等に与えられているわけではなく、階級を固定し、格差を広げるものになっている。そして、愚かで無責任なエリートを再生産し続けている。
というような話から始まっており、つまりこれがまずは一発カマすフックになっとるわけですな。
でもまあ前半部分というか4章ぐらいまでは一応教育の話かな。
教育の階層化によって民主主義が機能不全に陥っているのだ、と。機能不全だからトランプ大統領とかBrexitとかそういうことが起こるわけか。
一方で、民主主義とは「ある土地で、ある民衆が、お互いに理解できる言語で議論をするために生まれたもの」であり、だからその思想には「土地への所属ということと、外から来るものに対する嫌悪感が基盤にある」なんて指摘しており、うーむ確かにそう考えるといろいろ納得できなくもないな、と思ってみたり。
それでもやっぱり、いくらグローバリゼーション・ファティーグだなんだって言ったって、いくら何でも「トランプ大統領」はあんまりだと思うんだよな。
そりゃ日本だってあんなのとかこんなのだから人の事は言えないけど、アメリカの人たち今回はもうちょっと、ちゃんとお願いしますよほんと。

銭の勘定できへん侍は何をさせても木偶の坊

がっつり朝寝をしてダラダラ過ごしていたら、あっという間に夕方になっていた。
明日は雨みたいだし、今日のうちに行っとくかー、と嫌々ながら走りに出た。
安威川を渡って中央環状線を南摂津の手前ぐらいまで行ってみた。あの辺は走っててもちーとも面白いことないですな。まあ行く前からわかってた事だけども。
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そんな感じで8km。もう日が暮れているというのに、ダイキン工業の建物にデカデカと表示されていた気温が30℃だったのにげんなりしたが、それでも少しは涼しくなったことだし、そろそろ10kmぐらいは行っても良いような気はする。そのためにはもうちょっと早起きしないとね。
まあそれにしても日が暮れるのが早くなったものだ。18時半にもなれば、もうすっかり暗い。
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WOWOWで『決算!忠臣蔵』をやっていたので追っかけ再生で観た。

決算! 忠臣蔵 [Blu-ray]

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  • 発売日: 2020/05/02
  • メディア: Blu-ray
やたら面白いなこれ。
討ち入りするのだって金がかかるんだよ。そりゃそうだ。
経費を使うたびに、画面上に費用明細と残金がリアルタイムで表示されるのが斬新で面白い。
予算は限られているというのに、番方の連中ときたら、何も考えずにほいほい金遣いやがって!という勘定方の気持ちがよく分かる。
赤穂と江戸を往復するのだってもちろん旅費がかかるわけで、画面上で道中の赤穂藩士たちにARっぽく「37万円」の文字がふわふわついて回るのには笑ってしまった。でもそういうことなのよな。
ほいほい金を遣う大石内蔵助と、とにかくコストを切り詰めようとする勘定方の矢頭長助が最初の頃は何かと対立していたのが、矢頭が死んでしまった後はコスト意識に目覚めてしまった大石。いよいよ討ち入りの具体的な段取りを話し合う会議において、必要な装備を列挙していくたびに費用が積み上がっていく様子に気を失いそうになるのが、浅野内匠頭の命日に、と設定していた討ち入り予定日を吉良の在宅日に合わせて前倒しすることで大幅コスト削減(滞在費を減らす)一発大逆転、というのがクライマックスだろう。
実際の討ち入りのシーンは無く(シミュレーションはあったけど)、いきなり後日談が語られるというのも潔い。
後はやはり内蔵助を演じる堤真一のオーバーリアクションがナイスだな。見ていて「なんでやねん!」と突っ込みそうにところできっちりと、過剰なまでに「なんっでやねん!!」とやるのがツボなのだ。

原作は『「忠臣蔵」の決算書』。

「忠臣蔵」の決算書(新潮新書)

「忠臣蔵」の決算書(新潮新書)

気になりつつもまだ読んだことがなかった。これも読んでみないとな。

無事に淡路で乗り換えましたよ

本日も嫌々ながら出社。何だかんだで会社を出たのは21時半過ぎになったけど、まだ仕事してる奴がおったなあ。大丈夫か?
さて、どこで晩飯を食べよう?
堺東なら店はたくさんあるが、もう少しだけ家に近いところの方が良さそうな気もするので天下茶屋へ。
天下茶屋まで来たら、やっぱりここかなあ、ということで酒解に再訪。
とりあえずは瓶ビールを注文し、「食べな損!」と煽ってくるメニューを吟味した末に選んだのがサンマの刺身だ。
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うう、美味いぜ。たまりまへんなあ。
野菜も食わなあかんな、ということで注文した冷やしトマトは丸ごと一個をスライスしたものが、結構なサイズの長皿にどーんと乗って出てくる。狭いカウンターにサンマとビールと共存させるのにちょっと苦労した。
もうちょい行っとくか、というところであれこれ迷うが、ここはひとつ、という感じであん肝のロッシーニ風、つまりソテーですわな。
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いやこれはもう、衝撃ですな。
何だこの暴力的な旨さは。酒が進むやつやないか。
日本酒に行ってしまうとその先を自制できる自信がまったく無かったので、ここはあえて少し外して角ハイボールにしておいた。ちなみにメニューを見たらラフロイグハイボールもあるのだな。無茶しよるな。
ここ何気に食べ物のボリュームがけっこうあるのだよな。3品食べるとけっこうお腹一杯になる。まあ今日のところはこれくらいで勘弁しといたるわ。
ここの麻婆豆腐、いつになったら食べられるんかな。

古代ゲール語なんですって

今週前半は在宅リモートワークだったが、本日木曜日と金曜日は出社することにした。
今けっこう仕事が立て込んでいるので、通勤時間がもったいないからできれば在宅の方が良い(「忙し過ぎて出社するヒマがない」なんて一年前ならまったく意味不明な言いぐさだよな)のだけど、まあ出社した方が何かと都合が良いこともあるわけで。
でもやっぱり、帰りが遅くなると辛いのよなあ。

リモートとはいえ連日22時ぐらいまでやっていたので、「今日ぐらいはもう早めに切り上げようぜ」といって終わったのが20時すぎだった。で、ちょっとメシ食って帰ろうぜということになり、久しぶりに堺東のぢどり亭へ。
いやー久しぶりだないつ以来だろう?と思って調べてみたところ、2年ぶり、だった。

いつものようにモモ炭火焼きとチキン南蛮とキュウリを食べてビール飲んで、さっさと帰るつもりでいたのに、なぜかもう一軒。
わたくしは知らなかったのだが、ぢどり亭の近くにスランジバールというバーがある。オーセンティックな、しっかりしたバーだ。堺東にこんな店があったとは。
わたくしを連れて行ったM君が、モンキー47というクラフトジンがオススメである、という。
普段わたくしはジンを飲む習慣は無いのだが、それでは、ということでジントニックで飲んでみたらあんた、こいつが美味いのなんのって。
ジンといえばだいたいタンカレーあたりのドライジンで、それはそれで美味いと思うのだけど、それとは全く違う独特のフレーバーに驚いた。
どれくらいで売っているのだろう、と後で調べてみたら、モンキー47もドライジンとスロージンの2種類があるのだな。

あれはどっちだったのだろう。また確認しにいかねばなるまいなあ。

机の下も片付けないと

Facebookの広告に、「驚くほど腰がラクなのに、正しい姿勢が習慣化」などという謳い文句のチェアシートが出てきた。

うちにはショボい椅子しかないため、4月の初旬からずっと在宅リモートワークは立ってやっていた。
それはそれで悪くはないのだが、やっぱり座ってやれるならその方が… ということでこいつを導入してみることにした。
しっかりした椅子というのはアホみたいに高いが、この値段ならまあアリだろう。いろんな椅子に乗せ替えられる、というのも良い。
盆明けぐらいにAmazonで注文し、数日後に届いた。
で、それから数週間ほど使っているわけだが、確かになかなか具合がよろしい。
以前は小さな座布団的なものを置いていたのだが、そいつとは比べものにならないほど腰が楽だ。良い感じで腰をホールドしてくれるのだな。
ただし、姿勢が良くなるかどうかは心がけ次第、といったところだろう。

それにしても今日なんかは、朝6時から夜の10時半まで、途中で食事を摂る以外はずっと仕事で、さすがにそれくらいになると少しばかり辛いものがある。もっともそれは腰よりも肩とか背中に来た感じかな。

何事もほどほどというのがよろしゅうございます。