野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

あんなの持ち歩かないで済むならそれが一番

昨日は計画年休を取得しており、一日のんびり過ごした。
で本日は高槻に出社するつもりだったのだが、さて家を出ようという段になって、そういえばパソコンが無いのだということに気づいた。
そう、もともとは5/1堺、5/2高槻の予定にしていたので、先週の金曜日にパソコンを堺のオフィスに置いて帰ったのだった。
仕方がないので本日は在宅リモートに切り替えた。うちのMacなら、クラウドに置いてあるファイルにアクセスできるのだが、そのMacを高槻のオフィスに持って行くと、Wi-Fiに繋げられない(社内のWi-Fiに接続できる端末を限定しているから)のでiPhoneテザリングせねばならず、それ何だか面倒というかアホみたいじゃないか。

で、一日家にこもっているのもよろしくないので、夕方から1時間ほど散歩に出た。

これで高槻に出社した時ぐらいは、歩けただろうか。

明日は堺に出社の予定。
今週は結局、出社するのは一日だけ、となってしまった。とりあえず連休明けは堺に行くつもりだし、明日もパソコンは持って帰らんでええよな(←懲りてない)。

マッドマンには敵いませんな

佐藤優という人は、「内在的論理」という言葉を本当によく使う。
対談を含めた大量の著作の中で、この言葉が出てこないものは無いのではないか。少なくともわたくしの知る限りにおいては皆無である。つまりどの著作においても必ず「内在的論理」という単語が出てくる。
イスラエル戦争の嘘』は、おなじみ手嶋龍氏との対談であるが、当然この「内在的論理」が登場する。というか帯に「これが、イスラエルハマスの内在的論理だ!」と思い切り書いてある。

もうええっちゅうねん、という感じもするが、まあそれだけ重要なのだ。ハマスイスラエルのように、あいつらなんでそんなことすんねん、というワケわからん連中については、その内在的論理論理を理解することがすなわち「なんでそんなことすんのか」を理解することであり、「ということはこんなことするんかな」という予測を立て、その対策を検討することができる、というわけだ。
イスラエルがガザでやっている狼藉も、その内在的論理に照らして見れば、彼らなりの言い分と合理性があるというわけだ。まあ「全世界に同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回してでも生き残る」という覚悟を持った国だから。それで非道なジェノサイドが正当化されはしないと思うけど。
それにしてもこの本、対談という体裁を取ってはいるけども、中東地域の紛争の歴史とかイスラエルのインテリジェンス事情とかあれやこれやを佐藤氏と手嶋氏が交互に読者に語りかけて解説している。それ対談じゃないよな、と思う一方で、もしこの二人が本気で「対談」したら、わたくしを含む大半の読者にはほとんど理解できないものになるだろうと予想する。
何でも良いけど、そろそろ適当なところで手仕舞いしようぜネタニヤフ。

住宅用火災警報器は10年を目安に交換しましょう

昨夜は4人(途中で2人増えたけど)で7本ワイン飲んだのか…

アホちゃうか。
でも結構すっきり起きられた。
後は大阪に戻るだけだ。掃除と洗濯、懸案となっていた火災警報器の取り付けなどをみんなでやって、11時ごろに出発した。
でもとりあえず昼飯食べとくか、ということで鶏神へ。
わたくしは汁なし鶏担々麺。と、炒飯(小)。

いつも思うのだが、炒飯が余分だな。美味かったけどね。
とうふちくわの里に寄って、とうふちくわの値段がその辺のスーパーの3倍近い設定になっていることに驚いたり呆れたり。そりゃ確かに、スーパーでは売ってないようなちくわもあるけど、プレーン豆腐ちくわなんて、中身はまったく一緒でパッケージが違うだけでしょうに。なかなか悪どいことするなあ、ちむらさんよ。
そして再びタルマーリーに。

残念ながら今回はクミンとゴーダのパンが無かった。クルミオレンジピールはかろうじてゲットできたけどね。
帰りの高速もほぼ渋滞なし。例によって宝塚あたりで数km渋滞していたようだが、新名神に逃げればまったく問題なし。
ということで無事に帰宅したのでありました。お疲れさん。

山と海と砂と

トレラン合宿は二日目の今日が本番だ。幸いにして天候は快晴。
今回はまず久松山を正面突破、中坂から上がることにした。
ということで中坂の登山口。

北坂や南坂に比べればずいぶんマシとはいうものの、中坂もそこそこ急である。とはいえ近所のじいちゃんばあちゃんの散歩コースだったりするし、山頂までの高さも斜度も、ポンポン山に山崎から行く時の天王山と同じぐらいのはず。
20分ちょいで山頂に到着。景色がよろしいな。

山頂からは中国自然歩道を縦走し摩尼山方面へ。
途中で見晴らしの良いポイントが何箇所かある。

摩尼寺の三門まで到着。ここから先は新規ルートで、湯山(9号バイパスの福部ICあたり)に抜ける林道を走る。何やら通行止めと書いてあったりもするのだが、山陰ジオパークトレイルのオフィシャルなコースにもなっているのだから問題なかろう、と先に進む。
sanin-geo.jp
道路が崩落していた…

トムクルーズなら助走つけてジャンプして反対側に渡るかもしれんが、無難に脇の方から恐る恐る降りていった。

あらためて公式サイトをよくみたら、ちゃんと案内があるじゃないか...
sanin-geo.jp
まあとにかくそんな感じで強引に湯山の梨園を抜け、9号バイパスをくぐって浜湯山まで行くと、そこは一面のラッキョウ畑。

壮観である。
そのまま海岸沿いの道路まで。

ここから砂丘を目指して走る。
鳥取砂丘に来たのはいったい何十年ぶりだろう。もう思い出せない。
県外からの観光客でいっぱいだ。

馬の背を越えて、海岸側に降りてみる。

砂丘は走りにくい。高校の時に、クロスカントリーなどと言って砂丘を走らされたものだ。ものすごくしんどかったのを覚えている。正直、砂丘てあんまり好きじゃない。
へろへろになりながら舗装路に戻ってきて、多鯰ヶ池自然探勝路を走る。
手前が多鯰ヶ池。向こうに海が見える。

トレイルは調子良く走っていたが、もうそろそろ無理な感じ。膝が痛い。
ヨレヨレになりつつも、なんとか湯所のセブンイレブンにゴール。
これで21kmになった。いやー疲れた。

いったん帰宅して昼飯がわりに軽く蒸しパンなど食べてから、元湯温泉へ行く。
汗を流してさっぱり。
それから買い出しに行き、夕方からいよいよ打ち上げのスタートだ。
とりあえず、イワシのパン粉焼きが美味い。

そして、刺身用に買ったイカに付いてきたゲソをフリットにしたやつが、またなんとも。

そんな感じで、まあよく食べてよく飲んだこと。
気づいたら畳の上でぶっ倒れていた。何があったのだろうか。

もうこのまま帰ってもええで

本日より恒例の鳥取トレラン合宿である。
うまいことゴールデンウイーク前半の3連休とタイミングがあったので、まず本日は鳥取への移動のみ。
10時ぐらいに茨木を出て、新名神経由で行ったら渋滞もなく。
いつものように智頭でタルマーリーに寄ってパンを購入。そして、その辺のどこかで昼飯を食べようということになり、調べてみると智頭の駅前にカレー屋があるのでそこへ行くことになった。

週ごとに変わる「本日のカレー」、今週は王道スパイスチキンとレモココチキン。

なかなか美味い。辛さはかなり抑えてあり、オプショナルに提供されるスパイスをたっぷりかけると、良い塩梅の辛さになる。
そんな寄り道をしつつ実家に到着。
荷物を解き少し一服したら、揃って鳥取ぽかぽか温泉へ行き風呂に入る。
いったん帰宅して車を置き、今度は歩いて弥生町へ。
前夜祭のために、ひろ介を予約しておいたのだ。

前回行ったのはもう9年前なのか…

最初に出てくる舟盛りに圧倒される。

モサエビものどぐろ(炙り)も入っているではないですか。
次にブリのカマ焼きが出てくる。

これ一人前。つまり一人に一皿出てくる。アタマおかしいんちゃうか。
けっこう塩味が利いているのだが、こいつをニンニク醤油で食べるのだ。
そうこうしているうちにしゃぶしゃぶが出てきた。急がねば。

ホタルイカに加えてブリ、そしてハタハタ。
ハタハタもしゃぶしゃぶにするのかー。
こんなメニューだからもちろん日本酒を飲む。強力、諏訪泉、鷹勇などイカツい目の鳥取の地酒が合う。もちろん燗してもらう。
しばらくすると蟹味噌が出てきた。

玉子入りなんて初めて見たぞ。これまた燗酒に合ってたまらんですなあ。
などと言っていると白子の天ぷらが。

さらに、刺身に入っていたモサエビの頭を素揚げにしてくれて。

これまた残存味噌が濃厚になってたまらんやつですよ。
追い討ちをかけるように、そら豆とホタルイカの天ぷらまで出てきた。

ホタルイカ好きのわたくしとしてはもう、何と申し上げてよろしいのやら。
そして締めに雑炊。わたくしもうお腹ぱんぱんで、ちょびっとしか食べられなかったのが残念。
うーむ。ひろ介… 恐ろしい店!ごちそうさんでした。

口ほどにもない、のか?

昨夜(というか今朝)帰宅したのは午前3時ごろになった。
neubauten.hatenablog.com
それから風呂に入って、寝たのは結局3時半とか4時ごろか。
さすがにいつも通りに5時半起き、というわけにはいかず、少しばかり寝坊して6時前に起き、軽く朝飯を食べていつもの時間に出勤した。
そんなわけだから、なかなかしんどいのだ。

それはそれとして、金曜日だしちょこっと飲むか、ということで2日前に開けたワインを飲んでみた。

このワイン、上新庄のカドヤ果実酒商店で飲んだやつで、なかなか好みだったのだが、開けてすぐだとかなりのケモノ臭がするのだとか。
わたくしが飲んだ時は開けてから数日経っていたので特にわからなかったのだが、独特のボキャブラリーでワインや日本酒の味を表現するCさんによれば「天王寺動物園」、上新庄カドヤの店主に言わせると、端的に「ウ*コの臭い」だそうで。なかなか強烈だなと思い、怖いもの見たさでわざわざ楽天で購入(トスカニーで売っていた)したものだ。
で、2日前に開けてどきどきしながら飲んでみたのだが、残念ながらわたくしには、特にケモノ臭は感じられなかった。ちなみに妻は、「少し生ゴミの臭いがする」と言っていた。どうやらわたくしの鼻の感度はあまり良くないようだ。
で、開栓後3日が経過した本日、上新庄で飲んだ時とはまた違う匂いがするようにも思う。あるいは個体差があるのかもしれない。

いうてもまだ1日ありますから

わたくしの職場で来月定年退職する人があり、本日が最終出社日、ということで堺東で送別会をやっていた。
場所はまたそこかよ、という微妙なあの店。
neubauten.hatenablog.com
実は先月も別の飲み会で使っている。毎回なんとも微妙な感じだ。
で、わたくしのように遠方から来ている参加者もあるということで、気を遣って18時という早めの開始時間にしてくれている一方で、19時半まで仕事がある、という参加者もいる。そのような人々はどう考えても間に合わないので、じゃあ2次会から合流するか、ということになった。
せっかく早く始めても、2次会行ってたら意味ないやんけと思わなくもないのだが結局、これまたいつもの感じで炭火とワイン。ここの安ワインを飲めば二日酔い必至、とわかっているのだが、使い勝手が良いので、どうしてもそこに流れ着いてしまいがちだ。
ここで大概な時間になったので、もう帰ろうぜ、と店を出て南海高野線に乗る。わたくしは天下茶屋で乗り換えなので、ほなみなさんごきげんよう、と下車しようとしたら引き止められ、そのまま難波まで拉致されてしまった。
この時点で23時。まずい展開だ。
こんな時間に開いていて、5〜6人ほどがすんなり入れるところといえば、心当たりはやはり磯丸水産。千日前の磯丸へ行った。
そんなこんなで気づけば午前2時。わたくしはといえば、意識は朦朧として、というかほとんど寝落ちしている。
もうあかん、帰ろうぜということで店を出て、しかし当然ながらもう電車はない。始発までカラオケボックスだ、というみなさんに、いやもう堪忍してください風呂に入りたいし少しで良いので布団で寝たい、ということでお別れをして、そこからタクシーで帰ったのであった。これであと2回は飲みに行けたのにな。