野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

歩みを止めること。

長い時間をかけて、やっと「悲しき熱帯」の2巻を読み終わった。

悲しき熱帯〈2〉 (中公クラシックス)

悲しき熱帯〈2〉 (中公クラシックス)


4年ぶりの再読だが、いやー本当に内容をほとんど覚えてまへんな。何度読んでも新鮮。とりあえず、以後の「親族の基本構造」や「野生の思考」へつながる素材集、という趣きだ。なんとなく、これから何度も読み返しそうな予感がする。
前回読んだときも思ったけど、やっぱり2巻のほうが面白いな。この本が書かれた当時すでに絶滅寸前だったナンビクワラ族やトゥピ=カワイブ族は、どうなってしまったのだろう。
と思ったら、近代文明に翻弄されながらもナンビクワラ族はまだちゃんと生きていた!
http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20081002/1222952020
なんか妙にうれしい。