野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

あの顔はテキーラのラベルにも

京都文化博物館の「古代メキシコ・オルメカ文明展」を観に行った。オルメカ文明うんぬんについて、予備知識などほとんどなかったのだけど。なぜだか、あのへん中南米あたりの装飾品とか遺跡とかそういうものを見ると妙に心が騒ぐのだ。
2012年がマヤ暦で世界の終末(というかある周期の終わり)になっているとは知らんかった。えらいこっちゃ。1周期が5125年なんてまた気の長い話だよな。でも終末ったって、「次の時代の始まり」でもあるんでしょ?ならまあ良いじゃないのそれで別に。ひょっとすると、その「終わり」のときにいわゆる最後の審判的なものが下って、俺様なんかはリストラされてしまう、とかそういうことなのか。まあそれならそれで仕方おまへんな。

あの巨大な頭とか神殿みたいなやつ、京都の街中に持ってきても、「へぇー」とちょっとびっくりはするけど、やっぱり現地に置かないとパワーは出ないだろうな、と思った。ジャングルの奥地に突如として現れるからこそ、あの神殿は意味がある。そんな気がする。