野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

鼻から挿入

以前に予告した通り、胃カメラ飲んできましたよ。
いや正確には「飲んだ」ではないな。鼻から入れたので。あーでも結局は喉を通って胃に入るわけだからやっぱり「飲んだ」?
まあどっちゃでもええけど。
口から飲む方式は死ぬほど辛いけど、鼻から入れるのは格段に楽。であるらしい。
はぁ、楽ですか…
確かに痛くはなかったけどね。でもあの、喉から食道、そして胃にかけて何かがごにょごにょ動いてる感触っちゅうのは、かなり気持ち悪いですな。ヨダレと鼻水を垂れ流すにまかせるというのも、なんだか人としての尊厳を傷つけられた感じだし。
あと、終わった直後はたぶん麻酔のせいで、なんだか痰がからんだような感じになってうまくしゃべれないし、麻酔が切れてからもしばらくは鼻水が出て難儀した。
それにしても、なんだか感じの悪い医者だった。産業医からの紹介状を持って行ったのだが、「胃癌ABC検診がC判定とか言われても、何のこっちゃわからん」とか抜かしやがって、そんなん俺様に言われても困るっちゅうねんこのクソ親父が。「血液検査の結果ピロリ菌に感染してて胃粘膜が萎縮してると言われました」と覚えてる範囲でご説明申し上げたのだが、血液検査で胃粘膜の萎縮なんかわからへんやろ、と馬鹿にしたように言うのでさらにムカついた。ペプシノーゲンとちゃうんか、と偉そうに言いやがるので、ええそうですそのペプシノーゲンです。とお答えした。
それにしても何ですな、自分の胃の内壁なんて、そう滅多に見られるもんじゃない(別段見たいとも思わないし見てもそんなに楽しいものではないが)から、まあそれなりに貴重な体験と言えなくもない。写真をもらって帰ったので載せても良いのだがグロいのでやめとく。
あ、ちなみに検査の結果、糜爛性胃炎がみとめられるものの、特に大きな問題なし、とのこと。
とりあえず今夜は酒飲むな、と言われたので、今年11日めの休肝日となりました。