野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

「原の英標」っていうんだぜ

年末年始に読んだ本たちについて。
「最後のおでん」と、「あしたのジョー」の1巻〜4巻、「ワカコ酒」の3巻〜4巻、あと「第二次世界大戦」の2巻と「英文標準問題精講」を少々。
「最後のおでん」についてはすでに書いたので省略。

あしたのジョー」は、もともと正月に読むつもりで、Kindleで5巻までをダウンロードしていた。全20巻のうちまだ1/5しか読んでいないということで、語るべき(あるいは語りたい)何かがあるわけではないが、この物語って、なんというか延々続く「父親殺し」と「去勢」のループ、という感じがするなぁ。
ワカコ酒 4 (ゼノンコミックス)

ワカコ酒 4 (ゼノンコミックス)

ワカコ酒」も正月に読むべく、しかしこちらは紙の本をhontoで割引クーポンなど使いながら購入したもの。もう4巻にもなるのに、ネタは尽きてしまわないのだろうかと要らぬ心配をするのだが、まだまだ大丈夫なようだ。まことに、日本というのは世界中の食べ物と酒を日本の気候に合わせた形で満喫できる、素晴らしい国であることよなあ、と胸を熱くしたものだ。しかしこれをドラマ化するってのはどうなんだ。
第二次世界大戦 2 (河出文庫)

第二次世界大戦 2 (河出文庫)

第二次世界大戦」もKindleのコンテンツ。実をいうと2巻は昨年12月から読み始めているのだが、少しかじってはしばらく放置、というのを繰り返しながら読んでいるので一向にはかどらない。昨年1巻を約一ヶ月ほどかけて読み、2巻にも手を出したのだが、まあとにかく長期戦の構えだ。
英語長文問題精講 新装版

英語長文問題精講 新装版

「英文標準問題精講」は、非常に有名な参考書で、わたくしも高校のころに使っていた。実際のところ内容なんぞちっとも覚えちゃいないけれども。受験参考書としてはすでに時代遅れの代物であるらしいが、英語の名文のアンソロジーとして読むと、これが実に味わい深い、てな話を聞き、いずれ読み返してみなければと思っていたものである。で実家に帰った時などに探してみるのだが見つからない。思い切って今回購入してみた次第だ。これについてはまた後日、じっくりと吟味してみたいと思う。
以上、こうしてみるとけっこう満喫しているではないですか。結構なことでございますな。
昨年読んだ本は、ちょうど100冊だった。やはり、少しばかり重いものも混ぜながら、これぐらいのペースというのが、わたくしには合っている気がするなあ。