野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

天津飯は無いんですよ

本日より天津に2泊3日の出張だ。本当の用事は明日の朝なので本日は移動だけ、てなわけで昼過ぎに関空に着けば良い。関空にはいつもバスで行ってるけども今回は荷物も小さめだし、たまには電車で行ってみるか、と阪急南茨木天下茶屋行きの各停に乗った。そこから2駅、正雀まで行ったところで、崇禅寺駅にて人身事故発生のため運転を見合わせる、などと言い出した。おいマジか勘弁してくれ。こんなもん運転再開を待ってても埒があかないのでさっさと見切りをつけてJR岸辺駅まで歩き(正雀駅で止まったってのが不幸中の幸い)JRに乗り換えた。大阪で環状線に乗り換え、さらに新今宮南海本線に乗り換える、という手もあるが、なんだかもう面倒なので新大阪からはるかに乗ることにした。いやーものすごい久しぶりだなはるか。前回乗ったのはたぶん1994年、開業して間もない頃で、だから24年前ってか。
はるかは無事に関空に到着。荷物も少ないのでスーツケースはキャビンサイズにしていて預ける必要もなし、となるとチェックインは端末で搭乗券を発行して一丁あがり、だ。
現金がどれくらい必要になるかよくわからんが、とりあえず500元ほど両替しておいた。前回出張したときの残りも400元ぐらいあるし、まあこれくらいあれば足りるでしょ。それにしても両替所のおねいさん、行き先に「天津」と書いてあるのを見て「てん… つ、ですか?」ってあんた、こんな仕事しててそりゃないだろう。天津飯食べたことないないの?天津甘栗はお好きじゃない?
保安検査も出国審査も終わり、さて昼飯を、というわけでANAのラウンジに行こうとしたが北ウィングにしか無いという。何てこった!仕方がないので南ウイングの搭乗口あたりにあるさくらラウンジに行ってみた。お、中国国際航空もいけるじゃないか、と思って入ろうとしたのだが。中国国際航空の搭乗券ではステータスが確認できないらしく、ANAマイレージクラブのメンバーズカードの提示を求められた。はいよ、と出したそのカードは今年の3月で有効期限が切れていた。哀号。昨年度はほとんど海外出張をしてないので、ゴールドメンバーから一般会員に降格されてしまったのだ。
そんなわけでゲート近くの店でぼったくり味噌ラーメンなど食べる。

ところで天津へのフライトは、関空からの直行便ではなく、乗継便でもなく、大連の経由便、だという。何それ?と思ったら、いったん大連で飛行機を降りて、入国審査の後、また同じ飛行機に乗る。ということだった。もちろん大連でそのまま降りてしまう人もいれば、大連から乗ってくる人もいる。チェックインカウンターで中国国際航空のおねいさんに、そのまま乗っとけば良いんだよね?と訊いたら、そうでーす、なんて言ってたのに、話ちゃうやんけ。まあ別に良いけどさ。
さて定刻通りに天津に着き、空港で現地のメンバーと落ち合ってホテルへ。そして、ホテルのレストランで食事と。これはちょっと苦手、て人もいるかもね、という感じの本格中華。いやー美味かった。何かよくわからんけどピリ辛で美味いなこれ、という料理、何かの肉っぽいけどやたら小さい骨が多い。うーむ、これが何かというのは知らない方が幸せな気がするな… と思いながら食べていたのは、蛙だったらしい。まあそれぐらいなら想定の範囲か。
おなじみ青島ビールだけでなく、なぜかMade in Germanyのヴァイツェンもあったのが嬉しい。

そんなわけで、まあお腹ぱんぱんですわ。