野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

油淋鶏はマジックワード

昨夜はどうにも眠くて風呂にも入らず寝たので、今朝起きてからシャワーでも浴びようと思ったのだけど、実家の風呂はシャワーのお湯が出ないのだなこれが。
水垢離で気合を入れるにはまだ一月ばかり早い。
一応浴槽側の蛇口はお湯が出るので、洗面器(これがまた小さいのだ)にお湯を入れてはちまちまと浴びたのだった。これも修理せなあかんよなあ。

戒名を書き入れるための位牌を引き取りに、仏具屋が午前中に来る予定になっていたところ、9時ぐらいとずいぶん早めに来た。
あとは石材屋に電話したが誰も出なかったからたぶん休みなのだろう。
これでもう大した用事も残っていないので、とっとと大阪に戻る。11時過ぎに実家を出て、ちょっと早めの昼飯を王将で食べることにした。
何となく餃子なんか食べたいな、と思いつつ店に入ると、いや炒飯も良いな、両方行っとくか、これにモヤシ炒めなんか付けたらさすがにちょっと量が… などと迷い始める。
そこで目に飛び込んできたのが「油淋鶏炒飯」という文字だ。
何ですと?
油淋鶏、と、炒飯、だと…
 待て あわてるな これは孔明の罠

よく見ろ、正式な名前は「理性崩壊!魔惑のタルタル油淋鶏炒飯」だ。しかも「好評につき肉を1.5倍に増量」なんて書いてあるじゃないか。それはアカン。腕白すぎる。歳を考えろ。というか今から大阪まで運転して帰るのに、そんなもん食ったら眠くてたまらんぞ。ダメ、ゼッタイ。
などと取り乱しつつ、注文を取りに来た店員に対して、口をついて出たのは「油淋鶏炒飯」だった。
店員は「はい、タルタル油淋鶏炒飯ですね」と復唱する。う、いや、はい、そうです…
こんな感じでした。

いや、美味かったですよそりゃ。
けど、やっぱり多いし、味もずいぶん濃くて。
アメリカで時々食べてたPanda ExpressのOrange Chicken、あれを思い出させるな。

なんとか完食はしたけど(するなよ)、案の定お腹ぱんぱんで、夜になってもお腹空かない。何なら夕飯抜きでもいけるんじゃないかと思ったが、夜は夜でまた食べてしまったのであった。我ながら浅ましいことだ。
あーあ、餃子食べそびれたやんけ。