野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

人の多いところはどうも苦手なのです

王将の炒飯ってさ、店によってけっこう美味かったり残念だったりバラツキがあるよね。

昼食に炒飯が食べたいな、と思って入った心斎橋の王将は残念な方の店だった。一緒に注文したもやし炒めもなんだか微妙。やれやれ。

心斎橋の仇を烏丸で討つ。というわけで「」再訪ですね。

しかしこの日を選んだのは失敗だった(といっても参加者の都合に鑑みてこの日がベストだったのだけど)。実は祇園祭の宵々山であるということが発覚し、でもまあ店に入ってしまえばどってことないんでないの?と考えていたのだが、その「店に入るまで」が大変なのだ。烏丸の駅から店にたどり着くまでの道路がえげつないほどの人で埋め尽くされており、遅々として進まない。なんてことだ。かなり時間に余裕を持って行ったのだがわたくしが着いたのは集合時間ぎりぎり。それでも無事に参加者が揃い、ビールでぷしゅー、とやって、アレコレと。

宵々山であることに初めから気づいていれば他の店を選んだかもしれないけど、でもやっぱりこの店には来たいですわね。

写真がまったく無いのも体裁が悪いんで、前回行った時に撮った白えびの天ぷらの写真でも貼っとこう。

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実は祇園祭ってのは行ったことが無いのだけど、宵々山にしてこんな調子では、この先どれほどケイオティックな地獄絵図が展開されることか。祇園祭、恐ろしいですな。

 

早く帰って一杯やろうぜ

朝9時から横浜の客先で打ち合わせ、なんていわれてちょっとキツいなと思ったが、がんばれば行けなくはないのだな。新大阪6時発の、のぞみ200号に乗れば大丈夫。

てことでいつもより少し早く、5時に起きてそのまま朝飯抜きで5時20分ぐらいに家を出て。朝食は新大阪の駅で調達する。といっても開いている店は少ない。改札の外ではロッテリアぐらいか。新幹線の改札内だと、弁当屋が開いている。ボッタクリだけど。柿の葉寿司5個入りを買った。

用事は午前中で終わったので、比較的早い時間に帰ってくることができた。そういえば新大阪の在来線改札内エキマルシェにはパンデュースが入っているのだった、と思い出し、2種類ほど買って帰った。オリーブパン、なかなか美味であります。

これってサバイバル?

英文では、butの後ろにその文の主張が来る。だから、butに注目すれば簡単にその主張を把握でき、効率的に英文を読むことができる。
なんていう説がまかり通っているが、実際に一定以上の知的レベルのネイティヴが書く英文なんてのはそんな原則に当てはまらない文章を普通に書いてるから、そんなの真に受けたら英文なんて読めませんぜ。
え、そうなんですか?
いえね、書店で見かけて何となく買ってしまった(kindleでだけど)『サバイバル英文読解』て本に書いてあったんですけどね。

そもそも、butの後に主張云々てな説は、わたくし恥ずかしながら知りませんでしたよ。
知らなかったけど、基本的には何かを否定する文があるからその後が主張である可能性が高い、butは明示的には出てくるとは限らない(むしろ出てこないのが普通)、butのかわりにindeed、rather、insteadがよく使われる。てなことが書かれていて、はぁそうでっか、と思いつつ例文を読んでみると、おお確かに!ってこれはまあ、そういう例文ばかり集めているから当たり前なのだけど。
でこの例文、一部にドラッカーの著作やクリントン(ビルとヒラリー両方!)の発言、あるいは英字新聞なんかから取ってきたものもあるのだけど、多くは大学の入試問題。いやまあ別にそれで良いんだけど、『英文標準問題精講』(いわゆる「原の英標」ってやつね)みたいな格調高いものを勝手に期待すると、それはちょっと違う、てなことになる。
それでも、英文を読むコツとして、初めて聞くような話ばかりでなかなか面白いし、役に立ちそうな気もする。それこそ、「原の英標」で、この本に解説されている手法の妥当性を検証してみるのも面白いんじゃなかろうか。

鶏もいっとけ

鹿児島といえば黒豚、てのは間違いないだろうけど、隣は宮崎なんだし鶏だって外せないはずだ。
てことで昼食は鹿児島中央ターミナルビル地下の鶏膳にて鶏飯御膳。
鶏飯と書いて「けいはん」と読む。「とりめし」とは別物だ。鹿児島の郷土料理であるらしい。鶏肉、錦糸卵などが乗ったお茶漬け的なものだ。なるほど。鶏のタタキと鶏南蛮が美味かった。

鹿児島空港の売店で、花林糖饅頭というのを見かけた。かりんとうって「花林糖」なのか…
試食してみたらなかなか美味なので、黒蜜、抹茶、練乳(練乳?)の3種詰め合わせを買った。

とりあえず黒蜜のやつを食べてみたけど、これなかなかイケまっせ。

やっぱり豚はいっとかなあかん

出張で鹿児島へ。どうも大阪から新幹線だと5時間近くかかるようで、そりゃたまらんな、てんで飛行機にしたら、伊丹からほんの1時間ほど。すげえなオイ。

伊丹17時発のフライトに乗るため、炎天下の15時過ぎに家を出る。空港には16時少し前に着いた。特に荷物を預ける必要がなければ、チェックインカウンターにも立ち寄らず保安検査場に直行すれば良いとのこと。なんとまあ。国内線での出張て気軽でよろしいなああ。てなわけで16時過ぎにはもうゲート前。さすがにちょっと早すぎたか。てなわけでラウンジにてビールを一杯引っかける。

フライトは順調で18時すぎに鹿児島空港に着いた。空港から鹿児島中央駅までリムジンバスが出ている。空港から出たら、ちょうど数分後に発車するというタイミングのバスがあり、これに乗ったら40分ほどで鹿児島中央駅前のバスターミナルに着く。今回は東横インに宿を取った。チェックインしたのがちょうど19時だ。部屋に入って鍵をホルダーに突っ込むと照明が点き、テレビの電源が入った。ちょうどやっていたニュースによると、昼前に鹿児島で震度5の地震があったらしい。何てこった。しかし目立った被害は無かったようだ。ちなみに鹿児島市から川内原発までは約50kmってとこですかね。

鹿児島といえば、黒豚ですかね。てなわけで晩飯はとんかつ。ホテルの近くにある黒かつ亭、ここがすごい。この際なので上ロースかつ定食いってみたが、絶品でございますな。写真無いけどね。

ボリュームもなかなかのものなので、おっさんにはちょっとキツい。まあ完食しましたけど。

てなわけで初めての鹿児島、なかなか順調であります。

タマの取り合いやで

ヤハウェ大親分を頂点とするユダヤ組から、その任侠道の解釈に対して異議を唱えたヤクザのイエスが立ち上げた振興のキリスト組。イエスの死後、果てしなく繰り返されてきた抗争はまさにヤクザどうしの仁義なき戦いである。てなコンセプトの小説『仁義なきキリスト教史』、なんや色もんかいな、と思ったら、これが意外としっかり書かれていてなかなか面白く、読み応えあるのですよ。

エスの処刑と復活、その後のパウロの活躍(?)、カノッサの屈辱叙任権闘争)、十字軍の遠征、宗教改革、などなど。歴史の授業で習って、何となく名前だけは聞いたことがあるな… という出来事が、すべて広島弁のセリフでヤクザの抗争として描かれると、急にカラフルな物語となり、ああなるほどこういう事だったのか、と妙に納得できる。小説として面白くするために過剰な演出をした部分も多々あるけど、やはりこのキリスト教の歴史というのは、部外者から見ると、どうでもエエやないかとしか思えないことに、時には現世的な欲も絡みつつ、争い続けてきたということなのだなあとしみじみ思う。

半夏生は過ぎてますけどね

夏はやっぱりタコを食べたいざますね。

昨年の単身赴任中にはよくキュウリとワカメとさきイカで酢の物を作ったものだ。タコが手に入らないわけではなかったのだけど、どうもあまり使う気にならなかったのですよ。

というわけで国産のタコを使って、もちろんミョウガと生姜入り。

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さきイカでやる時はキュウリをスライスするけど、タコの場合はちょっと大きめに切るのだ。

美味いす。こういうのは冷酒をちびちびと、ですやろか。