さて、先日は「ローマ人の物語」シリーズの「ユリウス・カエサル」を読んだわけですが、この本は、リーダーシップ論として読む事もできます。今度は「パウエル ー リーダーシップの法則」というのを読んでみました。
- 作者: オーレンハラーリ,Oren Harari,前田和男
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
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このパウエルは、そう、おばちゃんパウエルとして有名な(んなこたぁ無いか)あのパウエル元国務長官です。この人、単なるおばちゃんかと思えば、なかなか立派ですな。で、まぁ色々書かれてるわけですが、例えば「楽観主義を火付け役とし、筋金入りの大胆な行動に出るべし」なんていうのがあるんですね。カエサルに通じるもんがありますね。カエサルは若いときにとてつもない額の借金漬けだったそうですが、こんなの楽観主義でないとできませんな。しかし、これは「ローマ人の物語」に書かれてましたが、「借金もあまりに巨額になると、資産と看做せる」んだそうで。そんな無茶な、と思う一方、うーむなるほど、という感じです。巨額の金を貸してるものだから、貸し倒れたらエラいことになるってことで債権者が色々と支援してくれるのだそうで。