「火宅の人」読み終わりました。
- 作者: 檀一雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/07
- メディア: 文庫
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とりあえず思ったのは、あんた、ホンマ飲んでばっかりやなですね。これって要はダメ人間なんちゃうんか、と思いました。同じような見解がここでも披露されてます。無頼派ーダンディズム=ダメ人間。うーむ、なるほど。って、今気づきましたが、この「それだけは聞かんとってくれ」、なんと3年ぶりぐらいに更新されてますがな。それはそれとして、このダメ人間ぶりって、何かシンパシーを感じる部分はあります。現実の諸々の問題からとりあえずは目を背けて、とりあえずその時の勢いに身を任せる、ていうようなところにね。ただ、どうしてもここまでにはなれないですけどね。そもそもこんなに飲めません。らも先生の本にも書いてましたが、酒に強くないと、アル中にはならない(なれない)そうです。アル中になるほど飲もうと思えば、かなり肝臓が強くないと無理、というか。そういえばアル中ってだいたいウィスキーを飲むっていうイメージありますね(酒とバラの日々 [DVD]ではワインだったかな)。そりゃビールやチューハイでは効かんでしょう。ワインではなかなか酔えない、ってこの本も書いてましたしね。しかしウォッカあたりでもよさそうなもんですが、やっぱり入手性の問題かな。