「ジュリアス・シーザー (新潮文庫)」を読みました。アントニー(アントニウス)って、何だか小賢しい奴ですな。ブルータスもちょっと単細胞のバカっぽい。
- 作者: シェイクスピア,福田恒存
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1968/03
- メディア: 文庫
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シェークスピアといえば知らない人はいないであろうと思われるぐらい有名ですが、実は全然読んだ事がありませんでした。どうも戯曲というスタイルになぜか抵抗があったので、今まで手に取ってみることすらしてませんでしたけど、「ローマ人の物語」を読み、「ガリア戦記」を読んだら、今度はこの本を読んでみたくなるのが人情ってもんです。結構面白いもんですね。「ローマ人の物語」などで事前にある程度の背景に関する知識があるから読みやすかったというのもあるかもしれませんが。それにしても、この劇に出てくるローマ市民って、調子コキのアホばっかり、という感じなんですが、ひょっとしてシェークスピアってローマ人に対して何か偏見でも持ってたんじゃないでしょうか?