「ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1) (新潮文庫)」を読みました。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 文庫
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (92件) を見る
文庫版の17〜21は、「悪名高き皇帝たち」という副題で、ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ネロ、の4代の皇帝についてです。「悪名高き」っていっても、あたしゃネロとカリグラぐらいしか聴いた事ないですよ。まぁ高校の世界史の時間といやぁ、いつも睡魔と闘ってましたからね。内容としては、ハンニバル戦役とか、ガリア戦役みたいな話と違ってけっこう地味なんですが、カエサル、アウグストゥス、ティベリウスそれぞれのキャラクタの違いと帝政のポリシーみたいなのを作者の想像も交えつつ細かく解説してて、これがなかなか面白いんですな。