「ローマ人の物語〈23〉危機と克服〈下〉 (新潮文庫)」を読みました。内乱時代から五賢帝時代に至る時期の、完結編ですね。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 文庫
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結局、ごく大雑把にいえば、内乱でぐちゃぐちゃになったローマ帝国を、ヴェスパシアヌス、ティトゥス、ドミティアヌスの3代でなんとか立ち直らせた、という事ですね。それなのにドミティアヌスは暗殺され、おまけに元老院からは「記録抹殺刑」にされてしまうとは。なんとも気の毒なことで、これじゃぁ浮かばれませんね。