野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ブルーズの道は一日にしてならずぢゃ

日曜日に某所にて行われたフォルクローレのライブを観に行った。出演は、知る人ぞ知る(?)ヘーゲル・ロダス&真下八十雄。ヘーゲルはペルー人で日本に来て5年だが、ずいぶん上手に日本語を操る。独特のボケ味で、かなり面白い。4人でやるのが基本のフォルクローレを2人でやってる。実はヘーゲルが歌ってタイコをたたき、歌わないときはサンポーニャケーナを持ち替えながら、器用に3役をこなすのだ。「何かオレだけ楽してるみたいやな」と言う真下さんがギター。だけどこの人実はブルーズマン。だいたいヘーゲルさんとフォルクローレやる時、「前座」として何か1、2曲ソロでやるんだけど、ぼくはこれが結構楽しみだったりするのだ。この日は、「かたつむり」というインチキくさい(失礼)ブルーズを熱演。ちなみにこの人の本職は紙漉き職人だ。
ライブの後で色々と話し込んで、今度なんぞ一緒にやりましょう、という事になった。しかし何をやろうか。クラプトンが昔ライブでよくやってたFurther on up the roadってエエよねえ、という話をしたけど、さすがにそれはちょっと無理があるわなあ。