なんでこんな本を読もうと思ったんだろう。「食肉の帝王 (講談社プラスアルファ文庫)」
- 作者: 溝口敦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/19
- メディア: 文庫
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BSE騒動のときに、産地を偽装した牛肉を国に大量に買い取らせてボロ儲けしたといわれるハンナングループの総帥、浅田満についてのノンフィクション。偽装牛肉の買い取り以外にも、色々と「儲かる仕組み」を作っては荒稼ぎをするわけだが、良い悪いは別にして、よくこんなことを思いつくよな、と思う。正直、それらの仕組みについての説明は、イマイチ理解できなかった。どう転んでも、自分のところにカネが流れ込んでくる構造、なんだそうだ。いくら悪いことをしたからって、そんなウマい話があるもんだろうか?そういや、ライブドアも株式分割だかなんだかで儲けてたな。あれもイマイチよくわからんのよ。世の中には頭の良いヒトがいるもんやなあ。
ちなみにこの本、第25回講談社ノンフィクション賞を受賞したらしい。ふーん。結局、あんまり興味が無いせいか、さほど面白いとは思わなかった。じゃあなんでそんな本を買ったんや、という謎だけが残るわけだな。