野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

暗い暗い道に迷わないように

iTunes Music Storeからメールが来た。「ニューリリース」の中に、RCサクセションの「ティアーズオブクラウン」があった。これは、ストーンズの「Love You Live」に並ぶ、ライブアルバムの名盤だと個人的には思っている。だけどこれはCDを持ってるからどうでも良いのだ。この案内を見て、「ひょっとして」と思い、iTMSをチェックしてみたら、やっぱりありましたな、RCサクセションの「BEAT POPS」。このアルバム、iTMS日本版がスタートしたときにはあったのに、なぜかしばらく経ったら無くなってしまってたのだ。といってもこのアルバム自体はさほど好きじゃない。「BLUE」と「PLEASE」は名盤だと思うけど。何にしても2,000円はあんまりだ。それ以下の値段でCDが買えるのを知っての狼藉か。実は「BEAT POPS」には、名曲「ハイウェイのお月様」が入っている。この曲だけが欲しかった。なので、このアルバムがiTMSに復活したので、さっそくダウンロードした次第。
ついでに、Sing Like Talkingの「Spirit of Love」も… といっても、「佐藤竹善&フレンズ」名義のライブ盤しかない。まあええか、とダウンロードしてみたら、これがなんと、竹善殿はほとんど歌ってなくて、GATS TKB SHOWなんていう得体の知れない輩が歌ってるときた。声、出てへんがな。まーこういう事もあるわな。
とまあそんな事をみんながやり出したら、そりゃあアメリカのタワーレコードなんかは、倒産しても仕方ないかもね。日本のCD小売店は、あまり音楽ダウンロードによる売り上げ減っていうのを心配してないらしい。そりゃそうでしょうよ、USなら1曲$0.99、アルバムはすべて$9.99の統一価格なのに、日本じゃモノによっては2,000円なんて。上にも書いたように、ヘタするとCDのほうが安いんだから。iTMS日本版の価格を決める時に、CDショップからの強力な圧力があったのかもね。