野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2018年で40周年だったのですね

最近、Apple Musicで聴けるアルバムでも、これは、というものはCDを買ったりしている。
先日は"Yellow Magic Orchestra"を買った。

Yellow Magic Orchestra

Yellow Magic Orchestra

  • アーティスト:YMO
  • 発売日: 2004/02/02
  • メディア: CD
いわずと知れたYMOのファーストアルバム、なわけだが、このCDは持ってなかった。
実はLPなら持っている(ひょっとするともうどこかに行ってしまったかもしれんが)。今風に言うならヴァイナルですな。30年以上前に三宮の輸入レコード店で買ったものだ。もちろん当時ヴァイナルなんて誰も呼んでない。
YMOファンの間ではよく知られた話だが、このアルバムには日本盤とUS盤がある。
わたくしの持っていたLPはUS盤だ。日本盤には、最後に"Acrobat"という曲が収録されているが、これがUS盤には無い。そして日本盤のジャケットはなんだか地味だ。わたくしはUS盤のジャケットの方が好みだし、おそらく世間でよく知られているのも、このUS盤のアートワークの方だと思う。
で、Amazonにこの日本盤とUS盤をセットにした2枚組という面白いものが売られているのを発見したので、つい買い求めてしまったわけだ。ちなみにジャケットは表にUS盤、裏に日本盤のものが入っている。これで1,667円(キャッシュレス決済で1,584円になった)なら、まあアリだな、ということで。
もっとも2枚組といっても内容はほとんど同じだ。上述の通り、最後に“Acrobat”が入っているかどうかの違いしかない。
で今回ものすごく久しぶりに、この“Acrobat”を聴いてみた。
たぶん40年ぶりぐらいに聴くので、どんな曲だったかまったく覚えてなかったのだが、うん、まあこれなら入ってなくても別に良いかな、という身も蓋もない感想だった。いやあ申し訳ない。
ちなみに他の曲についても、記憶にあるのと細部が微妙に違うように感じる。実際、当時聴き倒していたUS盤は、日本盤とはリミックスを変えて出しているとのことなので、その差かもしれない。が、この俺様の耳でそんな微妙な差を聴き分けられる、というのもにわかには信じがたく、単なる気のせいかもしれない。
まあいずれにしても大変に懐かしく、まことに結構でございました。