野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

やっと文庫版が出たぞ

五賢帝の時代」っちゅうのがあったんだよ確か。それは憶えてるような気がする。「ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)」の主役は、その五賢帝の2人目、トライアヌス

ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)

ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)


何となく「トラヤヌス」っていう表記で記憶に残ってるな。「ネルヴァ」は、ウィキペディアでは「ネルワ」になってたな。
高校の世界史の授業で「マルクス・アウレリウス・アントニヌス」ていうのが出てきて、「そんな長くてややこしい名前が憶えられるかヴォケ!」と思ったものだが、ここまでややこしいと、そのインパクトにより却って憶えてしまうもんなんだな。20年以上経った今でも名前だけは記憶してる。一体何者だったのかを憶えてなかったけど。五賢帝時代の最後の皇帝なんだって。へぇー。あ、そういや「パクス・ロマーナ」も憶えてたな、名前だけは。この「ローマ人の物語」シリーズを読んで初めて意味が分かった。
さてこのトライアヌス帝、随分と評判が良かったんだそうで。シオノさん曰く、あまりに評判が良過ぎて、誰も伝記みたいなもんを書いてない、と。そんなもんですか?世の中には偉人伝のたぐいがいっぱいあるじゃないですか。ローマ人っていうのはその辺のところがちょっと特殊なんだろうか。実際のところはどうなんだ。