野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

Amazonギフト券が適用されなかった件

以前にも何度か書いたけど、先日AmazonでCDを購入した際、一部をギフト券での支払いにした。4,550円の買い物で3,000円のギフト券を使ったので、請求額は1,550円。注文確認メールの内容もそうなっていた。
ところが発送連絡メールを見ると、請求額はちゃっかり4,550円になっている。これはどういうこっちゃ、とさっそくAmazonに問い合わせのメールを送ったわけだ。
そして翌日に来たのが、「担当部署で調査中です、結果がわかりしだいご連絡いたします」というもの。うむう、と思いつつ5日ほど経ってから来たメールには、

お問い合わせいただいたご注文について、担当部署に確認したところ、大変申し訳ございませんが、何らかの理由によりこちらのご注文にはギフト券が正常に適応されてございませんでした。この件に関しまして、ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
このたびのご注文への請求額は4,550円となってございます。ご使用いただけなかったギフト券3,000円分はお客様のアカウントへ戻っておりますので、次回以降のご注文にご利用くださいますようお願い申し上げます。

とあった。おいおい、ガキの使いとちゃいまっせ。ギフト券が適用されてないのは見りゃわかるっちゅうねん。まあでも最初のメールに「元の請求額どおり、ギフト券を使って1,550円にセヨ」と書いてなかったからな、と思い、請求額を変更するよう依頼するメールを出した。すると今度は、

お客様のご注文を再度確認させていただきましたところ、すでに発送済みであることがわかりました。誠に恐れ入りますが、当サイトでは、発送済みのご注文にAmazonギフト券を適用することができません。このため、このたびのご注文のご請求額を変更することができませんのでなにとぞご理解のうえ、Amazonギフト券につきましては、次回のご注文にご利用いただきますようお願い申し上げます。

ときたもんだ。あのねえ、もうとっくにモノは届いてるんだから、発送済みなのはわかってますよ。それに、発送済みの注文にギフト券を適用できない、っていうのもよくわかる。そりゃそうでしょ。だけど、それって間違った請求額を変更できない、ていう理由にはならんでしょ。実際カードで買い物するときに、例えば割引券みたいなものを出すタイミングが遅かったために、いったん切ったカード伝票の請求額を修正する、ていうのはやってもらったこともあるんだよ(あのときは、正直スマンかった)。アカウントにあるAmazonギフト券の残額だって好きなように変更できるはずだし。
別に3,000円ぐらいエエやん、そのまま取られたわけじゃなし、ちゃんとギフト券として残ってるんでしょ、とおっしゃる向きもあるだろう。それはそうかも知れない、だけどここまでの対応がどうにも気に入らんのだよ僕は。注文を確定したときの金額と請求額が違う、なんていうのはeコマースサイトとして基本的な部分の信頼性に問題がある、ということになりゃしませんか、てんだ。
上に引用したメールの文章の前後には、とても丁重な謝罪の文章がつづられている。だけど、どうもその向こうからは「金額のつじつまは合うてるんやから、もう細かい事をガタガタ言いなさんなよ」という態度が見え隠れして、そこにカチンときてしまったわけだ。それでこっちも意地になり、「わしゃ断じて泣き寝入りはせんぞ!」とばかりに再度メールを送った。発送してしまった注文に対してAmazonギフト券を適用できないのはよくわかる、それは当然だろう、だけどそんなことは請求額を変更できないことの理由にはならないし、そんなことを要求もしていない。とにかく請求額が間違ってるんだから金額を修正してほしい、と。
そしたらやっと来ましたね。返金するから銀行の口座番号を教えろ、アカウントにあるギフト券の残額は無効にするから使うな、との事。ああ疲れた。面倒クサかったなぁもう。それでも頑張ってみるもんだね。ていうかここまで頑張らないとこれだけの対応をしてくれないのか、という見方もできる。色々と面倒なんだろうな、というのは想像できるけどね。でも自社のシステムに不具合があってややこしいことになってるんだから、そこで面倒がらないでほしいもんだ。



まあ何だかんだいっても、最終的にはちゃんとした対応をしてくれたわけで、そういう意味ではさすがAmazon、と言っておこう。こんなの下手したら、どんだけクレームしても梨の礫の放置プレイ、なんて世の中には一杯あるんだから。