菊地成孔ダブ・セクステットの最新アルバム "DUB ORBITS" を買ったのは、もう一年以上も前の話だ。
http://d.hatena.ne.jp/neubauten/20080809
上記のエントリでは、なんだかわけの分からん感想をグダグダと書いているが、結局は随分と気に入ってしまって、しょっちゅう聴いているのだ。
そうなると、他のアルバムも聴いてみたくなるのが人情ってもんで。友人Aが11月のペペ・トルメント・アスカラールの京都公演のチケットを取ったと嬉しそうに言うのがケタクソ悪く(平日に京都なんか行けるかよ)、ダブ・セクステットの1stアルバム "THE REVOLUTION WILL NOT BE COMPUTERIZED" を買った。ちょうど、ケイ・オプティコムに「お友達を紹介」したときに貰った3,000円のギフトカードがあったし。
The revolution will not be computerized
- アーティスト: Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet,菊地成孔
- 出版社/メーカー: ewe records
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: CD
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こいつぁクールだ。アグレッシブだが抑制がきいている。2ndの例えば "Monkey Mush Down" みたいなわかりやすいファンキーさとは違うけど。
DCPRGやペペではてんこもりの、あの悪夢のようなポリリズムも、脳みそをかき回されるようなダブも、意外と控えめだ。が、ここ一番というところにスパっと入る。何かしらんがすごい緊張感だ。特に最後の2曲、"Susan Sontag" と "Betty-Go-Round"は圧巻だ。
どうも、わけのわからん中毒性があるな。次はやっぱりペペ・トルメント・アスカラールかなー。DCPRGももうちょっと聴きたいのだけどな。