野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

しゅわしゅわー、っとした感じで

シャーデーの新譜と一緒に、クリスチャン・フェネスのアルバムを買った。
2004年発表の "Venice"。

Venice

Venice


ノイズが満載なのだけど、なんでこんなに自然なのか?
イーノ博士のアンビエントともちょっと違う。もっとざらっとしていて、尖っている感じ。時に凶暴に、でもあくまでクールに、そして静かに、神経を逆なでする一歩手前の絶妙なところで踏みとどまっており、これが軽いトリップを誘う。何ともいえず気持ち良い。
例によってジャケットのアートワークの美しさ、そしてシルヴィアンのヴォーカルが入った曲があるのもまたポイントが高い。
近いうちに、"Endless Summer" にも手を出しそうな予感がする。