野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

例によって妄想全開

「極め道」というのは、三浦しをんの最初のエッセイなんだそうだ。当時はまだ学生だった?すごいねこりゃ。ルサンチマンを爆裂エッセイに昇華させる、すごいパワー。なんでこんなに面白いのか。

極め道―爆裂エッセイ (光文社文庫)

極め道―爆裂エッセイ (光文社文庫)


ところで「縄文文化考」において

梅原氏は「能や歌舞伎は縄文文化の流れをくんでいる」というようなことを、どういう根拠があるのかはまったく不明だが断定している。それでいくと、歌舞伎の妹みたいな宝塚もまた、縄文文化の末裔なのだろうか。宝塚も突飛な世界だけど、梅原猛の突飛さも、ちょっと始末が悪い。

と言っているが、何だよしをん、中沢新一の「精霊の王」読んでないのかよ。縄文文化の流れをくみまくりだぜ。翁だよ。宿神だよ。古層の神々だろうがよ。日本人の宗教的思考の本質を理解するためには、芸能史の理解が不可欠だと折口信夫も言ってるんだよ。
俺様が書いてるのはみんな中沢さんの受け売りだけどな。